2ちゃんねるまとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



関連記事

    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | CM(-)

    ニートだった俺にいきなり息子ができた話

    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1345831087/
    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1346599683/
    1: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 02:58:07.36 ID:+18TwveYO

    書きためなし
    寝落ち勘弁





    2: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 03:00:34.80 ID:a8a8fB180

    気になる!


    5: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 03:04:59.73 ID:Ew33nxcV0

    はよかいてや


    7: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 03:05:31.55 ID:+18TwveYO

    院卒ニートだ
    飛び級したとは言え大学院までいかせてもらってニートとか親不孝なのは自覚してた
    実家でゴロゴロゴロゴロ

    夏、ばあちゃん家へフラッと行くと
    ちょうど神社祭かなにかをやっていた
    祭りに言ってそのへんのおっさんらと話してみた
    すると彼らは
    「このへんは飯食う店がねーんだよな」
    と口々に言う


    8: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 03:12:14.36 ID:+18TwveYO

    聞けば、老夫婦がやっていた店があったんだが
    奥さんが倒れて締めざるを得なくなったらしい

    ばあちゃん家へ帰り、ばあちゃんにその話をした
    その店は味はそこそこで安価、それなりにいいお店だったらしい
    「あんたどうせ働いとらんなら店やんなさいよw」
    と冗談を言われたけど
    ふと、いいかもしれないと思ってしまった


    12: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 10:03:41.45 ID:+YpbiUT30

    期待してる


    13: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 13:03:58.62 ID:+18TwveYO

    翌日、その店に行ってみると
    なんやかんやあって俺が従業員って形で店を再開するのも良さそうだってことになった

    奥さんの世話があるから、おっちゃんは今まで通り働けるわけじゃなかったが
    その分、俺が頑張ることで話がついた

    お店をやっていただけあって仕入れとかパイプは問題なかった


    19: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 18:12:15.28 ID:zjpedgPt0

    (遅いけどやっぱり待ってしまう)


    20: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 21:39:44.94 ID:+18TwveYO

    なんか忙しくて
    すまん


    おっちゃんに色々教えてもらいつつ資格も取りつつ
    何回目かの夏になった

    飲食店の厨房は灼熱地獄
    汗だくになりながらも店をやっている日々
    その頃にはおっちゃんが出られない時は1人でやるようにもなってた


    21: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 21:46:56.06 ID:+18TwveYO

    俺が1人の日
    客足も落ち着いた頃
    少し涼もうと外に出てタバコを吸ってた

    すると1人の少年が店の前で立ち止まった
    その時の少年は物欲しげな顔をしてた

    「よっ」
    「…」ペコ
    小さくお辞儀をすると少年は走って行った


    22: 名も無き被検体774号+ 2012/08/25(土) 22:37:29.89 ID:wyDaVe/K0

    支援


    35: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:13:40.98 ID:2G5CuV39O

    携帯で書くのしんどいな



    数日後、また俺が1人の日
    またタバコを吸いに外に出ようと扉を開けるとまた少年がいた

    「おぉ」
    「…」
    「どうした」
    「…」
    申し訳なさげな顔をしてじっとしてる


    36: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:16:46.91 ID:2G5CuV39O

    別に子供が好きとかそんな性格はしてないけど
    さすがにそんな表情をしてる子供をほっとけなかった

    「あー…余りもんで良ければ食うか?」
    「っ!」
    少年の顔が一瞬明るくなった
    お?っと思う間にまた申し訳なさげな顔になる少年


    37: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:21:01.47 ID:2G5CuV39O

    当然、余りものなんかあるわけはないんだけどつい口をついて出た

    まさか虐待されてるわけじゃないよな、とか
    いやな考えが頭をよぎった

    のびてヨレヨレのTシャツに暗い表情
    話しかけても反応は薄い

    俺じゃなくても、この少年が恵まれた家庭の子では
    ないだろうってことはすぐに想像できたと思う


    38: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:26:06.76 ID:2G5CuV39O

    「とりあえず入んな、ほら」
    「…」
    少年は躊躇してる

    「余りもんで金は取らないから安心しなよ」
    「…ごめんなさい」
    心底申し訳なさそうな顔をして、戸惑いながらも店に入った


    41: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:32:11.56 ID:2G5CuV39O

    「嫌いなもんある?」
    「…」
    「…なんでも食える?」
    「…」コク
    なかなかめんどくさい子供だと思った

    とりあえずカツ丼を作った
    作ってる間、少年はずっとソワソワしていて
    やっぱり帰るって言い出しそうだから
    目を合わせないようにしてた


    43: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:35:58.62 ID:2G5CuV39O

    作ってから気づいたけど
    子供用に少し少なめに作れば良かったと思った
    余ったら俺が食うか、と思ってそのまま出した

    少年は唾を飲みながらまじまじとカツ丼と睨めっこをしていた
    なかなか食べようとしない

    「早く食べないと冷めちゃうよ」
    「ごめんなさい…」
    ようやく食べ始めた


    44: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:39:21.34 ID:2G5CuV39O

    「食いきれなかったら残していいからな」
    とは言ったものの、少年はものすごい勢いでカツ丼を平らげた
    見た限り、食べ方も汚くないし箸だって正しく使えてた
    普通、虐待されてるような子なら
    箸の持ち方とか教わらないんじゃないのかなぁ
    とか思ってたから意外だった


    46: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:47:00.75 ID:2G5CuV39O

    食べ終わった少年は少し明るい表情になってた
    「腹一杯か?」
    「…うん」
    「いっつも昼飯食わないの?」
    「…お母さん仕事だから」
    「そうか、またいつでもおいで」
    「…でも」
    「余ったら捨てちゃうんだし、食べてもらった方が助かるんだ」

    店の外に少年を送り出すと
    しっかりお辞儀して歩いて行った


    47: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:52:38.53 ID:2G5CuV39O

    その夜、おっちゃんに少年のことを聞いてみた

    「このへんに男の子いるよね?」
    「男の子?」
    「小学低学年くらいの」
    「いやぁ、よっちゃんとこのマサキしか知らねーや」
    「痩せてて大人しい?」
    「いや、デブだなwwもう高校生だしなwww」

    おっちゃんひでぇ
    しかもなんで高校生の話してんだよ


    49: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 19:56:10.62 ID:2G5CuV39O

    どうやら、マサキがこのへんじゃ最年少らしい
    あとは赤ん坊しかいないらしい
    つまり、おっちゃんネットワークには
    あの少年の情報はなかった
    虐待があれば田舎ネットワークは一瞬で広がるはずなのに


    50: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 20:03:43.55 ID:2G5CuV39O

    翌日、少年はこなかった
    仕事も終わって、おっちゃん夫婦と飯食ってると

    「あ、俺たち明日からいないから、店頼むぞ」
    「え?どっか行くの?」
    「かみさんとハワイ行ってくるww」
    「明日!?急すぎだから!」
    「まぁ、お前だって大丈夫だろ?」
    「いや、まぁ多分」
    「じゃ頼んだ」

    2週間1人ぼっち確定


    51: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 20:07:23.49 ID:dzf7Vh2p0

    読んでるよ


    53: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 20:16:34.54 ID:2G5CuV39O

    翌日、またタバコを吸いに外に出ると少年がいた

    「もしかして昨日も来てた?」
    「あ…」
    気まずそうにしてるとこをみると
    昨日も来ていたようだ
    「まぁ、入んなよ」

    戸惑いつつも店に入ってくる
    やっぱり食べるつもりで来てるらしい


    56: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 20:41:39.95 ID:2G5CuV39O

    さすがに一回食べてると少し会話もできるようになった

    「母さん仕事の日は毎日昼抜き?」
    「夏休みだから…」
    「普段は給食だな」
    「うん」
    「朝と夜は?」
    「お母さんいる時は食べてる」
    「いない時は抜きか」
    「家はお金ないから…」


    64: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:03:37.88 ID:2G5CuV39O

    そんな感じでほぼ毎日のように食べにくるようになった

    「どこに住んでんの?」
    「〇〇、この前引っ越してきた」
    「はーなるほど、親の仕事でか」
    「うん」
    「父さん?」
    「お父さんいないから、お母さん」
    「そっか、母さん好き?」
    「好きだけど、ちょっとうるさいかも…」
    「うるさいかwww母親ってのはそういうもんだww」

    割とよく喋る子だってことがわかった


    68: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:14:23.05 ID:2G5CuV39O

    お互いに浣腸とかする程仲良くなったある日
    混んでいてクソ忙しい時に珍しくギャルギャルしい女が店にきた

    「すみませーん!」
    「はい、いらっしゃーい」

    チラッと見ると、金髪ロングに色白で目鼻立ちがくっきりしてる
    見る人が見れば美人と言うかも知れないが
    一目見てわかった

    こいつは嫌いなタイプだ
    だってギャルギャルしいんだもん


    69: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:18:51.79 ID:DAVLBeLd0

    お互いに浣腸とかwwww
    どんな仲までハッテンしてんだよwwwwww


    72: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:28:59.84 ID:2G5CuV39O

    >>69
    子供の遊びだぞ
    大人の浣腸じゃないからなww


    ギャルギャルしいのは席にも着かず
    「ユウタ(少年)の母ですが!」
    一瞬ドキッとした
    モンペきたー

    確かにギャルギャルしいのの横には少年がいる
    会ったばかりの頃みたいな申し訳なさそうな顔をしてる


    77: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:35:55.06 ID:2G5CuV39O

    「あー、今忙しいから食べないなら後にして下さーい」
    「わかりました。カツ丼2つお願いします」

    食うのかよ
    忙しいんだよ空気読めよ
    少年が来たのはいいけど親が来やがった


    ほかの客も大半が知った顔だし極力大人しくしてたかったが
    「おいおい!お前どこでこんな綺麗な姉ちゃん引っ掛けたんだよww」
    とか言ってくるドカタのオヤジ
    「タケちゃんだって若いんだからいいじゃないのww」
    とのたまうおばちゃん

    頼むから黙っててくれ
    ちなみにタケちゃんってのは俺だ


    82: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:40:32.63 ID:wvKLBZd90

    たけちゃんまん!がんばって!


    83: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:41:25.14 ID:2G5CuV39O

    カツ丼が出来て持って行くと
    「ユウタがいつもお世話になってるみたいで」
    とか言ってきた
    「まだ忙しいんで」
    と断り、少年とも目を合わせずに対応した

    で、間もなく客も減り余裕が出来るとギャルギャルしいのが寄ってきた


    85: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:42:07.50 ID:gPiGDiut0

    まだ忙しいんでってwww

    普通「いえいえ」とかいうんじゃね?


    91: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:52:19.09 ID:2G5CuV39O

    >>85
    だってギャル嫌いなんだもん
    関わりたくなかったんだもん



    87: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:45:38.27 ID:gPiGDiut0

    なるほど


    90: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:49:05.50 ID:2G5CuV39O

    「この子が今まで食べた分もまとめとお支払いします」

    少年は俯いている
    おそらく、うちのことを話して怒られたのだろう

    「カツ丼2つで1700円です」
    「今までの分はこれで足りますか」
    3万出してきた
    「今までも何もお客さん、今日が初めてじゃないですか」
    「ユウタがお邪魔していましたよね」
    「ユウタ…さぁ、マサキしか知りませんが」
    「で、でも、いつもこの子がこちらで!」
    「来てません、大声出すなら早くお帰りください」

    ギャルギャルしいのはぐぬぬと言いそうな顔で
    少年の手を引いて帰って行った
    少年はとても驚いた顔をしてた
    少し悲しそうでもあったかも


    88: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:46:14.30 ID:ELVEgtiB0

    ギャルギャルしいのは何歳くらい?


    91: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:52:19.09 ID:2G5CuV39O

    >>88
    20半ば~後半かと



    ギャルギャルしいのと少年が帰った後
    ギャルギャルしいのざまぁwwwwwメシウマwwwwww
    とか少しテンション上がってた


    92: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:52:43.31 ID:Yv/ePG9N0

    金払う意思を見せたところは普通の責任ある親じゃないか


    95: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 21:57:17.81 ID:2G5CuV39O

    見た目はさておき、割とちゃんとした人かもしれないが
    俺はそんなことどうでもよくて
    ギャルギャルしいだけで同じ空気を吸うのがイヤなほどギャルが嫌いだ
    だいたい、ギャルって響きからして不潔っぽいし
    ギャルってケバいし臭いしうるさいし
    言い出せばきりがないほど嫌いだ


    まぁそこはいいか
    数日後、なんと少年がきた


    96: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 22:01:13.05 ID:2G5CuV39O

    追加するならギャルと関わってプラスになったことがない




    「お、どうした」
    「お金…」
    「いらんよ、余りものだし」
    「でも、お金払わないのは泥棒だってお母さんが」

    貯金箱をそのまま持ってきたようで
    リュックからドカッと貯金箱を出した
    「何円ですか?」
    泣きそうな声で言われても困る


    99: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 22:09:18.49 ID:2G5CuV39O

    「これで足りますか」
    とか、タメ口でケラケラしてたのにまた敬語になってるし
    財布と貯金箱丸ごと差し出されても困るし
    「多分それじゃ多すぎるかな」
    「お詫びの分も…」
    「だからいらないって」
    「でもそれじゃ泥棒って」
    少年は泣き出してしまった
    「わかったよ、じゃ50円」
    少年の出した財布から50円貰ってあとは返した


    106: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 22:22:41.21 ID:2G5CuV39O

    「それで、今日も食べるだろ?」
    「でもお金…」
    「今日も入れて50円貰ったんだけど」
    「…」
    「食っとけ、母さんにはお金払ったって言っとけ」


    俺イケメンすぎワロエナイ


    119: 名も無き被検体774号+ 2012/08/26(日) 23:13:00.42 ID:2G5CuV39O

    食い終わって帰り際
    「また来いよ」
    「いいの?」
    「母さんには内緒にするか、お金払ったって言っとけよww」

    それでまたバレた時、少年が叱られるのは可哀想だけど
    飯食えない方がキツいよな
    なんて正当化してる俺はきっとダメな大人なんだと思う


    155: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:20:18.11 ID:u4OZJp91O

    休みの日
    前日に仕事終わってから常連たちと朝まで麻雀をやったから
    起きるともう夕暮れ時だった

    タバコを買いにコンビニまで行った帰り
    自転車に乗ったギャルギャルしいのがいた
    仕事帰りだったのか化粧は薄めだった
    でも金髪だったからビッチktkr状態
    顔をよけてすれ違うことにした


    158: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:28:23.45 ID:u4OZJp91O

    「あ!●●(店名)の方ですよね!」
    声かけんなよドグサレビッチ!
    なんて言葉を飲み込んだ
    「えぇ、まぁ」
    「あの子がまたご馳走になったみたいで、お金払ったって言うんですが…」
    「ちゃんともらいましたんで、それじゃ」
    「あの子、ここでうまくやっていけると思いますか?」
    「さぁ、僕も元々ここの人間じゃないんで。それじゃ」
    「あの!私たち最近こっちに引っ越したばかりで…」
    「聞いてます、頑張って下さい。それじゃ」

    ここまで行って逃げた
    というか、無理やり切り上げて歩き始めた
    困った顔したギャルビッチざまぁwww
    今夜のオカズにしてやるぜひゃっはーww
    くらいに思った


    159: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:33:59.95 ID:u4OZJp91O

    そういえば、少年は8月になってから引っ越したって言ってたし
    夏休み明けから登校するとか
    前は広島にいたとか
    野球したいけどきっと道具高いしとか言ってた

    確かに、夏休み中に引っ越してきて
    学校にもまだ行ってないとなれば
    遊ぶ友達もいないだろう
    母親も仕事で不在ならなおさら寂しいだろうなぁ
    うちの常連に学校関係者いなかったかなぁ

    なんて考えてるうちにギャルビッチの困り顔をオカズにするのを忘れてた


    161: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:40:02.62 ID:u4OZJp91O

    俺は実家に連絡して、もう使ってないグローブやバットを送って貰うよう頼んだ
    少年野球やってた頃のグローブなら少年でもサイズ的に問題ないだろう
    やたらと思い出だから、と物を取っておく両親にやや感謝
    グローブボロいけど

    数日後にまた少年が店に来た


    162: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:43:37.80 ID:u4OZJp91O

    「今日暇か?」
    「うん!」
    なんかあるのかと少年は少しキラついた顔をした
    「じゃ食ったら公園に行こう」
    「うん!でもお店は?」
    「おっちゃん、少し外れていいよね?」
    「おう、夕方までには戻れよ」
    「親かww」

    で、飯食い終わってから2人で公園に向かった


    163: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:47:36.75 ID:u4OZJp91O

    「ほら、ボロいけど良かったら使いな」
    「あ!グローブ!」
    「キャッチボールすっぞー!」
    「おー!」

    いざはじめてみると見事なオカマ投げ
    多分初めてなんだろう
    投げ方を簡単に教えると、若いだけあってそれなりに見れるようになった

    一時間くらいしてやめた


    165: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:52:58.20 ID:u4OZJp91O

    「それやるから持って帰れ」
    「いいの?」
    「俺もう手入んないし」
    「やった!」
    「学校始まったらそれで友達作りな。学校いつから?」
    「明後日から…」
    「不安?」
    「うん…」
    「3日も通えば慣れるww」


    167: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:04:27.79 ID:u4OZJp91O

    翌日、はいきましたギャルビッチ
    少年を引き連れて
    開店時間きっちりのご来店
    営業中の札かけにいったら店の前に張り込んでやがりました

    「昨日グローブを頂いたみたいで…」
    「俺もう使えないんで」
    「凄く喜んでるんです、本当にありがとうございます」
    「いえいえ」
    ギャルギャルしいのはそれだけ言いに来たらしい
    「今日もキャッチボールしようね!」
    「うい、じゃ3時に公園な」
    「うん!」


    166: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 15:56:04.41 ID:WeCrtgKH0

    タケちゃんに惚れた。


    170: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:14:09.39 ID:u4OZJp91O

    >>166
    マジでイケメンすぎて困っちゃうな
    女がほっとかんでほんま
    顔面崩壊してるけどな



    その日、キャッチボール中に
    ギャルギャルしいのの職業が看護婦だと聞いた
    看護婦で金髪とかダメだろjk
    夜勤とかあって1人の夜もあるらしい
    前までは学童保育のとこに泊まっていたらしいが
    こっちに来てそういうのがないから1人らしい


    168: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:11:38.78 ID:TtDnNP770

    タケちゃん支援


    169: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:11:58.53 ID:0IgQNhS40

    タケちゃんマジでいい人…


    172: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:19:07.82 ID:ORgW9gNC0

    で、結局オカズにしたの?


    173: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:32:23.90 ID:u4OZJp91O

    >>172
    した




    した



    「じいちゃんばあちゃんいないの?」
    「いるよ」
    「こっちにいんの?」
    「ううん、カナダ」
    「は?」
    「カナダ」
    「マジか」

    なんでも、じいちゃんがカナダ人
    ばあちゃんはカナダと日本のハーフ
    しかもギャルビッチの金髪は地毛らしい
    とんでもねぇ一家だった


    174: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:34:22.27 ID:8ijgETgx0

    予想外の展開。
    別にギャルでもビッチでもないわけかw


    178: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:41:20.94 ID:u4OZJp91O

    父親のことはさすがに聞けなかったが
    ギャルギャルしいのは概ねカナダ人だった
    四分の三がカナダ人
    父親が日本人だとしたら少年は八分の三カナダ人
    やけに目鼻立ちくっきりだと思ったらそういうことか

    「カナダには戻らないの?」
    「え?英語わかんないよ?」

    カナダに行くつもりはないらしい


    180: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 16:51:22.72 ID:u4OZJp91O

    翌日、少年は学校で仲良くやれてるかなぁ
    とか考えながら時間がたち、夕方になった

    店の扉が開いたと思うと少年だった
    しかもめっちゃ笑顔

    「よう」
    「今みんなでキャッチボールしてたの!」
    「友達できたかww」
    「うん!でもみんな家遠いんだ…」
    「このへんは街から離れてるからな、まぁでも学校楽しくなりそうだろ」
    「うん!ありがとう!」
    「あいよ、またそのうち来いよー」


    183: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:03:52.81 ID:u4OZJp91O

    それからは、たまに少年が店に顔を出し
    遊んできただの宿題たくさん出ただの話したり
    キャッチボールしに行ったり飯食わせたりしてた

    昼間でも涼しくなってきた頃
    休みだったのでばあちゃんと飯食いに行くことにした
    「孫にご飯食べさせてもらうなんて初めてだよww」
    なんて言いながらしわくちゃになるばあちゃん


    185: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:08:16.41 ID:u4OZJp91O

    何回か飯食いに行ってんのにボケ始めたんだろうか

    飯食って、その辺プラプラして図書館で休憩して
    帰るかなって頃には3時半頃だった
    たまたま通り道だった小学生の前を通り過ぎると
    「タケちゃーーん!!」
    声の方を見ると少年だった
    隣りにはギャルギャルしいのがいる


    188: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:13:34.05 ID:u4OZJp91O

    少「今日参観日でお母さんと帰るんだ!」
    俺「そりゃ良かったな」
    少「タケちゃんのおばあちゃん?」
    俺「そう、家のボス」
    婆「お人形さんみたいな男の子だねぇ、綺麗なお顔してw」
    ギ「いつも息子がお世話になってます」

    みたいな、ごちゃ混ぜなやり取りがあって
    「タケちゃんも一緒に帰ろよ!」
    と、少年親子と途中まで一緒に帰ることになった


    186: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:09:50.57 ID:aAlHvu3uO

    ギャルギャルしいって書いてて疲れないか?


    192: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:19:44.56 ID:u4OZJp91O

    >>186
    予測変換だから余裕のよっちゃん酢漬けイカ



    道中、ばあちゃんとギャル
    俺と少年
    ってな具合に自然と並んでた
    というか少年が俺の横に来て勝手にそうなった
    俺が少年の話を聞いている後ろでは
    我が家のボスによる人生相談室が開催されていた
    そして
    「なんかあったら家を頼りなさい」
    「いえそんな、でもありがとうございます」
    「まぁ家にはこんな老いぼれと童貞しかいないけどwww」

    おいババア嘘吹き込むなよ
    ギャルギャルしいのも笑ってんじゃねぇ


    193: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:21:51.94 ID:mhG4DacdO

    これが釣りでなくて、ほんとならたけちゃんの婆ちゃん…おもろいなwww


    196: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:26:45.63 ID:u4OZJp91O

    >>193
    そんなばあちゃんも今は…


    198: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:30:15.01 ID:aAlHvu3uO

    >>196
    えっ…ばあちゃん…


    194: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:24:06.79 ID:aviPRuwc0

    てか結局ギャルギャルしいのはホントは
    ギャルじゃないんだろ?


    196: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:26:45.63 ID:u4OZJp91O

    >>194
    見た目以外はね


    195: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:25:29.98 ID:u4OZJp91O

    そのうち、家と少年宅との分かれ道に着いた
    ギ「それじゃ、私たちはこっちなんで」
    婆「あらそうかい、じゃあんた送ってやんな」
    俺「いやいや、ばあちゃん1人じゃん」
    婆「女性と子どもだけにする方が危ないんだから」
    俺「いやいやいやいや」
    婆「ほら行った行った」

    結局、ギャルギャルしいのと少年を送ることになった


    199: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:35:36.80 ID:u4OZJp91O

    3人の帰り道
    「いいお婆さんですね」
    「ただのお調子者ですよ」
    「でも羨ましいです、あの、タケちゃんみたいな家庭」
    「…はぁ」
    「すみません、タケちゃんとしか知らなくて、お名前聞いてもいいですか?」
    「ノリタケです」
    「あ、ノリちゃんじゃないんですねww」
    「タケの方を取られるのはこっち来て初めてで」
    「でもそういうの良いですねww」
    ケラケラ笑うとこは少年の母親だなって感じだ
    一応言っとくけど名前は偽名だからな


    200: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 17:42:46.89 ID:u4OZJp91O

    なんやかんや少年宅に着いた
    ギ「今日はありがとうございました」
    俺「いえいえ、ばあちゃんも言ってたし、なんかあればいつでもどうぞ」
    ギ「ありがとうございます、助かります」
    少「タケちゃんバイバーイ!」
    俺「じゃあなー。あ、あと一応言っとくと童貞じゃないんで」
    ギ「え…あっははwwwwわかりましたwwwwww」


    ほんまやで


    227: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 21:14:04.36 ID:u4OZJp91O

    それ以来、ばあちゃんも少年親子を気にかけるようになって
    親戚からなんか送られてきたら
    お裾分けと言って俺をパシりに使ってた

    それで冬が近づいてきた頃
    夜、少年から電話があった
    「タケちゃん、お願いがあるんだけど…」
    「おう、どうした」
    「今日、お母さん夜勤なの」
    「そうか、じゃ一人か」
    「うん、あの…今からタケちゃん家いってもいい?」
    「あーなるほど、いいよ」
    「本当に!?」
    「うん、泊まってけ。1人だと寂しいだろ」
    「やった!じゃ今から行くから!」
    「いや、俺迎えに行くから待っとけ」
    「え、でも…」
    「待っとけ」
    「わかった、待ってる」


    229: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 21:22:46.42 ID:u4OZJp91O

    少年宅へ着くと、玄関に座って待ってた
    とりあえず明日の準備をさせて、母親に連絡を入れさせた

    飯は済ませたようだが風呂はまだみたいだった
    道中、少年はやけにテンション高かった
    俺も、お泊まり会とかはやけにテンション上がった記憶がある
    子どもってのはそんなもんなんだれう

    家に着くと、ばあちゃんも歓迎モード
    お腹減ってないかとかなにかと質問責め


    241: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 22:47:25.47 ID:u4OZJp91O

    風呂で少年はやたらにはしゃいだ
    広い広いと言ってずっとニコニコしてた
    そんな広い風呂ではなかったけど
    アパートに比べりゃ幾ばくか広いかもしれない

    布団に入ってからも、突然小さく笑い出したりととにかく騒がしかった
    無意味に俺をよんでは、何でもないと言う
    ムーミンのAAみたく


    247: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 22:56:43.41 ID:u4OZJp91O

    翌朝、少年を自宅まで送って
    学校へ向かうのを見送ってから店に向かった

    店を開けて間もなくギャルギャルしいのがきた
    夜勤明けだからか疲れた顔をしてた
    仕事メイクなのに目元がクマで暗い
    「昨日、あの子がお世話になりました」
    「いえいえ、お仕事お疲れ様です」
    「なんとお礼を言っていいか」
    「お礼はいいけど、なんか食べます?」
    「あ、そうですよね、じゃ生姜焼き定食を」
    「はーい」

    夜勤明けなのに割とガッツリ食うんだな
    とか思いながら厨房に下がって作り始めた
    おっちゃんは新聞読んでる、働け


    254: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 23:02:10.90 ID:u4OZJp91O

    完成したものを持って行くと
    ギャルギャルしいのはテーブルに突っ伏して寝てた

    夜勤ってのはキツいだろうから起こすのも忍びない
    まだこむ時間でもないしそのまま寝かせておくことにした
    カウンター席だし客が来ても邪魔にならんだろうし


    257: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 23:16:05.10 ID:u4OZJp91O

    ある程度混んでくるとギャルも目が覚めた
    モゴモゴとすみませんとかなんとか言ってるけど
    それでも目は開ききってない感じ

    帰ると言うのでそのまま送り出して厨房に戻った


    261: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 23:21:02.97 ID:u4OZJp91O

    次の客がきた時
    「おーいタケ!!姉ちゃん寝てるぞ!」
    店に入るなり声をはった常連
    呼べれて言ってみると、入り口のすぐ横に座り込んでギャルギャルしいのが寝てた
    肩を揺すって起こそうとすると
    「んぁ…すみません大丈夫です大丈夫です」
    と繰り返す
    仕方ないから常連に手伝わせて店の奥に運んで寝かせた
    背が高いからか、細い割に重かった気がする


    266: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 23:27:25.21 ID:u4OZJp91O

    その日はひどかった
    伝言ゲームみたく話が広がって
    俺がギャルギャルしいのとできてるだの
    薬を盛って襲う気だっただの
    冗談とは言え田舎の人間はえげつない噂話が大好物だ
    生きる糧と言ってもいい

    こんな田舎に金髪ギャルが引っ越してきたわけだし
    数ヶ月経ってみんなギャルギャルしいのを知っていて
    何者なんだと気にしていた


    268: 名も無き被検体774号+ 2012/08/27(月) 23:32:21.93 ID:u4OZJp91O

    客足も落ち着いた頃、様子を見に行くと
    若干の服の乱れ方といい寝顔といい床に広がった金髪といい
    俺は新たなオカズをまぶたの裏に焼き付けた

    よっぽど疲れてたのか全く起きない
    確かに麻雀やった日もかなり眠いわけだし
    ましてや仕事ともなれば納得できなくもない

    太ももくらい触ってもいいよなぁ
    とか思ったりもした
    男だもの


    277: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 00:12:32.89 ID:wd+u20CUO

    タケちゃん…
    私の太もも触っていいよ///

    男だけど


    355: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 21:17:24.89 ID:fl64tsTAO

    ギャルギャルしいのが起きないまま夕方になった
    少年が友達と遊んでから帰宅する時間は大体いつも同じなので
    その時間に店に顔を出さなければ直帰してるだろう
    ましてや今日は母さんが夜勤明けで家にいるはずだから

    その時間を見計らって電話をかけた


    360: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 21:30:33.65 ID:fl64tsTAO

    やっぱり少年は家に帰ってた
    店に母親がいることを伝え、少年を店に呼ぶ

    「今日、いると思ったのにいなくてまだ仕事してるのかと思ったw」
    「職場から真っ直ぐここ来たみたいだな、そんで寝た」
    「もう起こしていいよね」
    「いんじゃないか?」

    少年が声をかけるとギャルギャルしいのはすぐに起きた


    366: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:12:39.72 ID:fl64tsTAO

    「あ、ユウタおかえり…」
    「お母さん、ここタケちゃんのお店だよww」
    「え、あ!ごめんなさい!私寝ちゃって!」
    「いいよいいよ、夜勤って大変そうですし」
    「本当にごめんなさい」

    なんやかんやで、少し早いけど
    せっかくだからと、親子揃って飯を食って行くことになった


    367: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:17:06.18 ID:fl64tsTAO

    食い終わってそのまま2人仲良く帰った
    帰り際にギャルギャルしいのから
    昨日のお礼と、今日のお詫びをされた


    それからは、ほぼ夜勤のたびに少年は家に泊まりに来た
    ムーミンのAAみたいのも、最初の頃で落ち着き
    普通に来てくつろいで寝て


    373: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:26:57.91 ID:fl64tsTAO

    なかなか平穏な日が続いていた
    クリスマスイブ、ちょっとそれが揺らいだ

    「タケ、お前いい歳なんだからクリスマスくらい彼女と出かけろ」
    「彼女なんかいねーよ、こんちき」
    「今日はもう店閉めるから帰れ、な?」
    「まぁ、今日は客も来ないか」
    「だろ、たまには早上がりもいいだろ」

    おっちゃんもこう言ってるからいつもより早く帰ってゴロゴロしてた


    378: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:39:25.02 ID:fl64tsTAO

    リア充なばあちゃんもババ友とクリスマスパーティーらしい
    帰ってきた頃にはもう居なかった

    オ●ニーでもするか、と思ってるとベルが鳴った
    俺を訪ねてくる人は稀なので、ばあちゃんの客だなと思い玄関へ向かう

    玄関を開けると少年が立っていた
    しかも泣きながら


    380: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:48:53.72 ID:fl64tsTAO

    「どうした?」
    「今日泊まっていい?」
    「いいけど、なんで泣いてんの?」
    「だって…」
    と、さらにしゃくりあげる少年
    「母さんいないのか?」
    「お母さん、は、いる」
    「そうか、まぁ上がりな」

    家にあがると居間で正座してまたシクシクと泣き始めた


    382: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 22:55:35.46 ID:fl64tsTAO

    どうせ親か友達とケンカでもしたんだろうな
    と思ったからとりあえず泣き止むまでほっとくことにした
    案の定、間もなくギャルギャルしいのからメールがきた
    やっぱり少年とケンカしたらしい
    理由までは聞かなかったけど


    なんか静かになったなぁ、と思ったら泣き疲れて寝たらしい
    ストーブ付いてるから寒くないと思うけど
    一応タオルケットをかくておいた


    391: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:21:09.25 ID:fl64tsTAO

    日も沈んだ頃、少年が目を覚ました

    「ケンカしたんだって?」
    「…」
    「まぁ、よくあることだからな」
    「タケちゃんもお母さんとケンカするの?」
    「ケンカどころか包丁で刺されたからな」
    「え…」
    「刺されなかったろ?」
    「う、うん」
    「じゃあ、なんて言われた?」

    まぁ聞き出すと
    今日は一緒にケーキを食べる予定だったと
    でも急に仕事が入ってしまう
    少年がゴネて、親子で揉めて
    なんやかんやで「タケちゃん家に生まれたかった」と
    そしたら「じゃ出ていけ、もう知らない」
    ということらしい


    392: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:28:24.84 ID:fl64tsTAO

    事の顛末をなんとなく言い終わると
    少年は泣きながら
    「お母さん泣いてた」
    「お互い様だな」
    「うん、でもお母さん泣いてるの2回目」
    「へぇ、一回目は?」
    「多分、お父さんがいなくなった時」

    正直言って、聞かなきゃ良かったと思った


    395: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:32:45.62 ID:WufwOx2n0

    >>1が包丁で刺された件kwsk


    416: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:58:23.40 ID:fl64tsTAO

    >>395
    「母さんうざい」
    「なんですってー!!」
    ザクッ
    「えっ」
    「えっ」
    って感じ


    417: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:59:08.59 ID:CKvoLQ830

    >>416

    とってもよくわかりました。


    420: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 00:00:51.66 ID:kyhXKZJJ0

    >>416
    事件じゃんかww


    397: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:38:07.26 ID:fl64tsTAO

    「僕小さかったからわかんないけど、お父さんいなくなってからお母さんずっと泣いてた」
    「それ覚えてたから、お母さんのこと大事にするって決めたのに」
    「お母さん怒ってるかな?」
    「明日謝れば許してくれるだろ」
    「本当に?」
    「本当に」
    「タケちゃんも一緒に行ってくれる?」
    「家の前までな」
    「一緒に謝ってくれない?」
    「お母さん泣かせたのユウタだろ?ちゃんと1人で謝りな」
    「わかった…じゃ家の前までね」
    「家の前までな」


    400: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:46:21.29 ID:fl64tsTAO

    その日は帰ってきたばあちゃんと3人で普通に飯食って、普通に寝た

    翌朝、少年に起こされた
    「タケちゃん、携帯鳴ってるよ」
    「あ゙~…」


    「朝早くにすみません」
    朝っぱらからギャルギャルしい声だ
    「ユウタ、そっちに居ますよね?」
    「あー、はい」
    「今から迎えに行きますんで」
    「あー、はい」

    冬の朝6時とか眠すぎるんですけどー


    403: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:50:52.79 ID:fl64tsTAO

    「母さん迎えに来るって」
    「え、謝るのに?」
    「あー…じゃ来たときに謝れば?」
    「タケちゃんも居てくれる?」
    「居てあげない」
    「ケチ」

    ほどなくしてベルが鳴った
    玄関にはギャルギャルしいの
    「ご迷惑おかけしちゃって」
    「まぁとりあえず中にどうぞ」
    「え?あ、お邪魔します」


    412: 名も無き被検体774号+ 2012/08/28(火) 23:55:48.47 ID:fl64tsTAO

    とりあえず居間に通す
    居間が一番暖かいから
    で、少年に居間へ行くように促す
    渋々居間に入って行く少年

    俺はとりあえず台所でばあちゃんと一緒に朝飯を作ることにした


    517: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 22:36:08.78 ID:x8EPVqtSO

    30分も経たないくらいで、2人揃って台所にきた
    2人の表情を見ると無事解決した様子

    とりあえず朝飯を食べさせると2人で帰って行った


    520: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 22:41:06.02 ID:x8EPVqtSO

    年末、30日
    正月は店も休みだからたまに帰省するかなぁ
    と荷物をまとめてたら少年から電話がきた

    「一緒に初詣行こう!」
    「母さんと行っとけ」
    「タケちゃんも一緒に行こうよ」
    「家、ばあちゃんいるからなぁ」
    「じゃ、ばあちゃんも!」
    と、ここで電話がギャルギャルしいのにかわった


    525: ◆IkuNl/.uOs 2012/08/29(水) 22:48:35.75 ID:x8EPVqtSO

    「ワガママ言ってごめんなさい」
    「元気そうでいいと思うけど」
    「お正月は親戚で集まったりする予定?」
    「予定はないけど、こっちに人が来るのは2日以降だろうなぁ」
    「もし良ければ、みんなで年越しでもと思って」
    「あー、ちょっとばあちゃんに聞いてみる」

    久しぶりにお節でも作ろうか、と乗り気なばあちゃん

    「いいって、お節作るって張り切ってるから適当な時間に家に来たらいいよ」
    「やった、お節作るの手伝いに早めに行きまーす」


    527: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 22:54:35.17 ID:x8EPVqtSO

    翌日、昼前に2人がきた
    お節やら年越しそばの材料を4人で買いに行くことになった
    俺は荷物持ち要因

    ばあちゃんは、賑やかな年越しは久しぶりだよ
    といつもより嬉しそうだった

    手早く物を選んで会計へ
    ギャルギャルしいのが払おうとしていたけどばあちゃんが
    「皆様から頂いた年金だから還元しないと罰が当たる」
    と言ってばあちゃんが払った


    532: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:00:18.40 ID:x8EPVqtSO

    帰宅すると女2人は早速台所に入った
    曰わく、今日の台所は男立ち入り禁止
    とのこと

    暇だから少年とプロレスやったり、冬休みの宿題を見てやったり
    少年は国語も算数も得意らしい
    しかも勉強が楽しいとか言う宇宙人だ
    試しに、英語教えてやるかと聞くと
    目をキラキラさせてた


    536: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:06:43.28 ID:x8EPVqtSO

    夕飯はちょっとしたオードブル、お節は元日
    大人は酒を、少年はジュースを

    ばあちゃんは早々に
    「久しぶりに働いたら疲れた」
    と言って自室へ向かった
    「ばあちゃんも初詣行くだろ?」
    「朝に友達と行くから、夜は若いのでいっといで」

    まぁ、年寄りに夜更かしはキツいだろう


    538: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:09:48.56 ID:x8EPVqtSO

    9時を過ぎた辺りで少年も電池が切れてきたようで急に大人しくなった

    「眠いか?」
    「ん~大丈夫…」
    「初詣の時間になったら起こしてやるから少し寝ときな」
    「絶対?」
    「絶対起こすから」
    「わかった」
    と、居間の片隅にタオルケットで寝かした


    540: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:14:30.50 ID:x8EPVqtSO

    俺とギャルギャルしいのの2人になった
    酒を飲みながらなんやかんやと話して、少年の話になった
    「あの子、こっち来るまですっごく大人しい子だったんだ」
    「へぇ~、確かに最初は喋んなかったなぁ」


    541: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:17:10.75 ID:x8EPVqtSO

    「それが今では友達もいるし、家でもよく喋るし」
    「いい事じゃん」
    「悔しいなぁって」
    「何が?」
    「私、タケちゃんに嫉妬してるんだ」


    543: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:25:42.53 ID:x8EPVqtSO

    離婚した時、絶対に子どもは真っ当な人間に育てるって決めて
    片親だからって絶対周りは悪く言うから
    そんなの関係ないってくらい大事にして
    私は何言われてもいいけど、子どもだけはしっかりさせよう
    ってやってきたのに

    タケちゃんに会ってからだよ
    内向的だったのに急に明るくなって
    友達だってすぐに作っちゃうし勉強だってするようになっちゃったし
    やっぱり片親ってダメなんだなぁって思っちゃった
    子どもじゃなくて、親がダメなんだって
    多分、ユウタはタケちゃんを無意識に父親に見立ててるんだよ
    それでタケちゃんと会ってから急に中身が成長したんだと思う
    だからタケちゃんに嫉妬してる


    544: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:29:02.05 ID:GnBAthgW0

    うおおおお
    激あつな展開!!


    545: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:29:50.36 ID:x8EPVqtSO

    ってことを止まらずに喋ってた

    ギャルギャルしいのだってギャルギャルしいのなりのプライドがあって
    いつもキリッとしてバリバリ働くぜ
    みたいな感じだと思ってたら、弱音吐きまくってるし
    金髪で気強そうでも、やっぱりそういう不安あるんだなぁ
    って感心というか納得というか
    なんか安堵感みたいなものをおぼえた


    548: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:40:22.84 ID:x8EPVqtSO

    「母親の私より、近所の兄ちゃんの方があの子を成長させてるんだよ」
    「たまたまそういうタイミングだっただけだって」
    「それでも、それ親からしたらちょっと寂しいよ」
    「気にしすぎだろ」
    「なんか自信なくなっちゃった、私ってあの子にとって本当に必要なのかぁって」
    「そういうのはキリがないから考えない方がいいよ」
    「私はちゃんと母親やれてるのかな」
    「立派な母親だって」


    飲むと良くない方に向かうらしい


    551: 名も無き被検体774号+ 2012/08/29(水) 23:53:40.73 ID:PBdVWOXo0

    これ、パンツどうしたらいいの?


    557: 名も無き被検体774号+ 2012/08/30(木) 00:05:55.54 ID:AqmnI3UWO

    パンツを祭壇に捧げた


    662: ◆IkuNl/.uOs 2012/08/31(金) 20:18:21.43 ID:R9pmQrzdO

    結局、初詣に出る時間までギャルギャルしいのは
    弱音吐きまくりでかなり弱々しかった

    「そろそろ時間か」
    「あ、本当だ、ユウタ起こさなきゃ」
    パシパシと自分の顔を叩いて気合い入れてる

    「ユウター、初詣行くよー」
    「ん~…」
    「起きないとタケちゃんとお母さん2人で行っちゃうよー」
    「んー、起きるー」

    寝ぼけ眼の少年を連れて外に出ると
    さすがに寒くて目が覚めたよう


    672: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 20:37:15.81 ID:R9pmQrzdO

    神社には、田舎だけあってまばらに人がいる程度
    出くわした常連にはかなりいじられたが適当に受け流した

    おみくじを引いてお神酒をもらって
    雰囲気を楽しんだところで帰路についた

    途中、少年宅によって着替えとかを用意


    677: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 20:42:19.35 ID:R9pmQrzdO

    家に着いて、風呂に入るだの入らないだの
    綺麗な身体で新年を迎えよう
    ってことで結局入ることになった

    少年が母親と入るとか俺と入るとか言って
    みんなで入るとか言い出した時はさすがにお断りした
    勃起したらえらいこっちゃ


    680: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 20:46:48.57 ID:R9pmQrzdO

    最終的に俺と少年で入ることになった

    もう何度か一緒に入っているのでちゃちゃっと上がった

    次にギャルギャルしいのが風呂に向かった
    女の人ってのは風呂が長い
    待ってる間に少年は寝落ち

    そろそろ起きてるのキツいなぁって頃にギャルギャルしいのがあがってきた
    濡れた髪が色っぽい


    686: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 20:57:24.53 ID:R9pmQrzdO

    「あ、待っててくれたんだ」
    「一応ね」
    「ちゃっかりくつろいじゃってすみません」
    「くつろいでもらえて何より。ユウタは寝たよ」
    「あ、もう3時かぁ」
    「俺も寝るわ、客間に布団敷いてあるから」
    「ありがとー」

    なんで同じシャンプーと石鹸なのにいい匂いがするのか
    さすがに年明け早々オ●ニーはやめといた


    689: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 21:09:46.20 ID:R9pmQrzdO

    翌朝、そこそこに起きてお節を突っついた
    ユウタにはお年玉をあげた
    5円玉をぽち袋パンパンに入れてやったら飛び跳ねてた
    まだ金の価値がよくわからない子供は楽

    適当にグダグダ過ごして夕方、2人は帰って行った
    ギャルギャルしいのは翌日、早番らしい
    少年は残ると言っていたけど帰らせた
    なんかあんま家にいさせるとギャルギャルしいのがまた無駄に悩みそうだったし


    703: 名も無き被検体774号+ 2012/08/31(金) 21:59:48.34 ID:R9pmQrzdO

    うちと、少年親子が集まったところで4人だからやかましくもならないし
    かえってちょうどいいくらいになるから
    何かと集まって過ごすようになった

    店のおっちゃんとか常連からは本格的に嫁とか息子ってからかわれるようになった


    738: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:38:23.90 ID:HxGgv3x8O

    ある日、ドカタの兄ちゃんな常連がいた

    「タケ、今日合コンあんだけど行かない?」
    「どこで?」
    「街、車出すから、急に1人増えたんだよ」
    「店終わってからなら」
    「よし、じゃ7時に迎えに来るから」

    こっち来て初合コン
    どきむねわくてか


    741: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:46:15.61 ID:HxGgv3x8O

    おっちゃんの厚意で早上がりして
    おしゃんてぃに着替えて臨んだ
    男の顔ぶれはドカタ3、公務員1、飯屋1

    会場となる店にはもう女性陣が待機してた
    顔ぶれはゴスロリ1、バグベア4
    どーもならん

    でもそこはドカタ連中のノリの良さで
    まぁ、久しぶりに若い雰囲気を味わったような気がする

    特に繋がりもできなかったので内容省略

    一つ言えるとすれば、腕の産毛を剃らない人は嫌いじゃないが
    ガチ毛はあかん


    743: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:50:09.00 ID:HxGgv3x8O

    反省会

    「みんな、正直すまんかった」←設定者
    「なんか臭かった」
    「ゴスロリ足臭かった」
    「バグベアAのフケやべぇ」
    「腕毛がエスキモー並」

    みんな思うところがあったよう


    後日、ギャルギャルしいのたちが家に来て
    ばあちゃんと少年が寝てからその話をした


    744: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:54:43.80 ID:iMT6xvAw0

    ぎゃるぎゃるが切れるのかwわくわく


    745: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:55:20.76 ID:HxGgv3x8O

    「へぇ~、楽しそうだね」
    「相手には申し訳ないけどしんどかった」
    「へぇ~」
    「…」
    「へぇ~」
    「なに?」
    「べっっっつにぃ」

    書いてたら気づくけど、これもうあれですやん


    747: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:58:17.87 ID:HxGgv3x8O

    翌朝、2人が帰る時
    ギャルギャルしいのは、それじゃっと
    力強く言って帰ってった


    まぁ、ちょっとした余談でした


    748: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 19:59:05.48 ID:55D0p24lO

    イイヨイイヨ~


    750: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:04:40.03 ID:HxGgv3x8O

    4月、まだ寒いけど日差しが心地いい日
    少年の学校は始業式

    昼過ぎのまだ忙しい頃、やたらと携帯が鳴ってる
    発信元は知らない番号
    最初は無視してたけどあんまりしつこいから出た

    「はい?」
    「あ!ユウタ!ユウタがぁ!」
    なんか泣きながら叫んでるけどギャルギャルしいのだった


    752: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:10:06.50 ID:HxGgv3x8O

    取り乱してて何を言ってるかよくわからなかったけど
    どういうわけか少年が病院にいるらしい
    それも状態がよろしくない

    電話を聞いてたおっちゃんが気を利かせてくれたから
    とりあえず病院に急いだ


    758: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:27:08.77 ID:HxGgv3x8O

    病院について受付で少年とギャルギャルしいののいるとこを聞いた
    病室にいるみたいで、そこに行くと
    ベッドに寝た少年と傍らで俯いてるギャルギャルしいナース

    ギャルギャルしいのが俺に気づいて立ち上がった
    目は真っ赤でまだ泣いているよう


    762: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:41:59.79 ID:HxGgv3x8O

    今にも倒れそうなギャルギャルしいのが弱々しく状況を話した

    始業式の帰り、車にはねられたらしい
    頭を打っていて意識不明
    CTを見る限り、脳に損傷はないようだけど
    脚を骨折、打撲擦り傷多数

    喋ってる最中、泣き崩れるギャルギャルしいの
    結局、どうしようもなくある程度そこにいると
    「ご近所さんってだけど呼んじゃってごめん」
    と言われ、今日はもう帰っていいよと促された


    768: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:50:57.21 ID:HxGgv3x8O

    ギャルギャルしいのは病院に泊まったらしい
    翌日、病院に行くと病室には2人

    「このまま目覚まさなかったらどうしよう」
    「脳は大丈夫なんだし起きるよ」
    「この子がいないと私生きていけないよ」
    「大丈夫。それより寝てないんじゃないの?」
    「私どうしたらいい?どうしたら目覚ますの?」
    「ひとまず休みな、俺が見てるから」

    それでもどうしようどうしようと呟いてた


    769: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:52:39.32 ID:g/JwHnqMP

    (´;ω;` )ユウタェ・・・


    773: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:55:09.23 ID:g/JwHnqMP

    (´;ω;` )ギャルェ・・・


    774: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 20:55:36.94 ID:HxGgv3x8O

    2人で少年のベッドの横で並んでた
    すると、ギャルギャルしいのは少年との思い出を話し始めた
    どこへ旅行に行ったとか何を食べたとか
    それでも少しすると、どうしたらいいの?と言う

    トイレに行きたくなって立ち上がると
    「どこ行くの?」
    「ちょっとトイレ」
    「帰らないでね、1人にしないで」
    「すぐ戻るから」
    「絶対?何分?」

    気が動転してて少し危ない感じになってた


    778: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:10:41.41 ID:g/JwHnqMP

    (´;ω;` )タケちゃんェ・・・


    781: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:25:48.29 ID:HxGgv3x8O

    面会時間も終わる頃、医者がきた
    ギャルギャルしいのの病棟の医者なようだ

    「鈴木さん、今日は帰った方がいい」
    「大丈夫です」
    「帰りなさい、身体壊す前に」

    結局、帰されることになった

    「今日泊まりに行っていい?」
    「いいよ」
    「ありがと、ちょっと1人にはなりたくなくて」
    「明日には目覚ますよ」



    782: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:26:35.81 ID:aQhSlXbN0

    もうギャルギャルしいのの中では
    タケちゃんはめちゃくちゃでかい存在になってるな


    783: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:28:05.92 ID:lUM0pLPz0

    フラグ以外ありえない


    784: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:31:33.57 ID:HxGgv3x8O

    夜、風呂も1人が嫌だとか言い出した
    さすがに脱衣所にいるってことで勘弁してもらった
    交互に風呂に入り、部屋に戻るまでずっと話してた
    「この子がいないと生きていけない」
    ってのが大袈裟じゃなく、それだけ心のより所だったよう

    寝る時まで一緒だった


    787: 名も無き被検体774号+ 2012/09/01(土) 21:37:44.53 ID:HxGgv3x8O

    なかなか寝付かなくてずっと喋ってた
    数時間しか寝られずに朝

    おっちゃんに無理言ってその日も休んで
    ギャルギャルしいのと病院へ行った
    状況は相変わらず
    返事はなくとも何度も少年に話しかけてた

    昼過ぎ頃、眠くてウトウトしていると
    「ユウター!!!!」
    ものすごい声がした
    少年が目覚めたよう
    因みに俺の目も覚めた


    857: ◆IkuNl/.uOs 2012/09/02(日) 19:53:22.06 ID:femeFzakO

    慌てて少年を見ると、目は開いてるけどボーっとしてる感じだった

    「ユウタ!」
    「…」
    「ユウタ!ユウタ!」

    ギャルギャルしいのが少年の肩を揺すった
    だんだん激しくなったので、やめさせた


    897: ◆IkuNl/.uOs 2012/09/03(月) 00:13:51.17 ID:4G+bu5GPO

    目は覚ましたものの、放心状態な少年を目の当たりにして
    ギャルギャルしいのはまた泣き崩れた

    俺もどうしていいかわからず、
    2人にかける言葉も見つからなくて棒立ちになってた


    902: 名も無き被検体774号+ 2012/09/03(月) 00:19:37.49 ID:4G+bu5GPO

    何分そうしてたかわからないが、少年が喋った

    「お母さん…脚痛い」

    ギャルギャルしいのも俺も驚いた
    ギャルギャルしいのはまたさらに泣く

    少年が俺に気づいた
    「タケちゃん、全部痛い」
    「お、おぉ」

    俺も動転しててまともに返事できなかった


    903: 名も無き被検体774号+ 2012/09/03(月) 00:24:38.02 ID:4G+bu5GPO

    意識を取り戻してからは早かった
    見る見る元気になって、いつもみたく笑顔
    ただ、入院生活はつまらなくて嫌そうだった

    少年が起きて、ギャルギャルしいのも落ち着いた
    取り乱しちゃって、と謝られたけど
    むしろおかずをたくさん頂きありがとうございます


    907: 名も無き被検体774号+ 2012/09/03(月) 00:30:51.25 ID:4G+bu5GPO

    少年も無事退院したから快気祝いとお裾分けを兼ねて
    ハムを少年宅へ持って行った
    酒をもらってしまい、ついつい泊まることになった
    少年は早いうちに寝た


    966: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 00:35:28.68 ID:jE07F2DTO

    ギャルギャルしいのが早速ハムを軽く料理して酒のつまみにした
    程よく飲んでつまみもなくなった

    「自分で持ってきといてなんだけどうまかった」
    「わ、私はもっとおいしいよ」
    「え」
    「冗談冗談ww」

    ジョニーがアップを始めた


    969: ◆IkuNl/.uOs 2012/09/04(火) 00:42:01.83 ID:jE07F2DTO

    食器片付けるかぁってことを言うと
    自分がやるから風呂どうぞと勧められた
    それも悪かったから、
    俺が洗っとくから先に入るように言うと
    「え、一緒?」
    「そうそう、一緒一緒。嘘だけど」
    「一緒でもいいよ」
    「いや、入んないよ」
    「一緒の方が節約なるし」

    結局一緒に入ることになった

    もちろん、期待してなかったと言えば嘘になる
    大いに期待していた


    970: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 00:46:17.31 ID:x4zuFaFu0

    うおおおおお
    急展開www


    972: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 00:48:10.17 ID:YNmSrNcOP

    いきなり一緒に風呂かよw


    974: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 00:50:15.54 ID:jE07F2DTO

    一緒に食器を洗っている時といったら
    初めて風俗に行った時のようなドキドキ感
    さらになんか無言

    真横に立って見るギャルギャルしいのの顔はかなり整ってた
    化粧も落としていて、それでも濃いめの洋風顔
    俺は元々、夏帆みたいなのがドストライクなんだけど
    どうやらギャルギャルしいのに毒されたよう


    979: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 00:54:30.28 ID:jE07F2DTO

    片付けも終わって、お互いぎこちなく
    「じ、じゃぁ」
    とか言う

    さすがになんか、ただの仲良いめのご近所さん
    ってだけで一緒に風呂は良くないよなぁと思って
    それとなくなかったことにしようとした


    983: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:00:31.81 ID:jE07F2DTO

    そして、なんやかんやで付き合うことになった
    なんやかんやは本当になんやかんやあって
    めんどくさいし書いても賛否両論ありそうだから省略


    この日は結果的に風呂は別々
    寝る時も少年を挟むような形で就寝

    ジョニーは開店休業


    985: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:03:14.76 ID:lspEDMHD0

    >>983
    なんやかんやが多いやんか


    984: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:02:59.62 ID:RnEswX2g0

    なんやかんやぁ???


    986: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:04:55.72 ID:jE07F2DTO

    翌朝、少年に起こされると
    向こう側のギャルギャルしいのと目があった
    むずがゆいような感じ
    でもなんか嫌な気持ちじゃなかった




    っていうかなんでこんなに暑いわけ
    くっそあちぃなこの野郎


    988: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:06:38.90 ID:YNmSrNcOP

    なんやかんやのとこが一番知りたかったりするんだがwww


    994: 名も無き被検体774号+ 2012/09/04(火) 01:11:20.87 ID:x4zuFaFu0

    なんやかんやが知りたくて待ってたのに…
    たけちゃんひどいっ


    178: ◆KrFggCi7BU 2012/09/05(水) 18:22:22.44 ID:Ee/BhgdKO

    朝、少年と一緒に出発しようとしていると
    ギャルギャルしいのに呼び止められた
    まぁつまり、付き合ってるんだからちょっと待ちなってことらしい

    「付き合ってるってことでいんだよね?」
    「うん、多分」
    「煮え切らないなぁ、キスとかさ」
    「マジか」

    で、まぁキスをして少す話して俺も店に向かった


    190: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 18:37:13.29 ID:Ee/BhgdKO

    それからはどこかに出かける頻度も増えたし
    少年が寝た、もしくは不在の時はセクロスもした

    そんな感じでしばらくたつと、大体3人でいることが多くなった
    というか、大体どちらかの家に集まってた

    ある日、珍しく家にばあちゃんと2人の時
    また珍しく真剣な顔をしたばあちゃんがいた


    199: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 19:02:49.08 ID:Ee/BhgdKO

    「あんた、リエちゃんとはどうするのさ」
    「どうって、何が」
    「リエちゃんだってもう若くないんだから」
    「?」
    「早く結婚してやんなさい」
    「は?」
    「結婚して、家に住まわせた方が何かといいでしょ」
    「いや、ちょっとそれはまた今度」

    突然の話でかなり焦った


    202: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 19:10:43.75 ID:7Cit9hK00

    いいばあさんやな


    207: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 19:35:03.34 ID:Ee/BhgdKO

    そんなことがあってややしばらく

    店のおっちゃんが経営会議だと言ってきた
    「うちの息子がな、こっちに来いって言うんだ」
    「やったじゃん」
    「タケ、お前店やれ」
    「え」
    「どうせ店なくなったら仕事ねぇだろ」
    「そうだけど」
    「よし決定、来月から息子とこ行くからよろしく」

    息子にやらせろよ
    と言いたいのを飲み込んだ
    仕事なくなるよりいいかなぁ
    くらいのノリで半ば無理やり承諾


    208: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 19:37:30.13 ID:pK23iGfGP

    経営者じゃねーかw


    209: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 19:44:02.65 ID:ep4qvEvK0

    ニートどころか店長じゃんwww


    252: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:34:20.34 ID:Ee/BhgdKO

    最初は大変だったが、常連にも助けられて
    何となくやり方がわかってきた

    精神的な面に関しては
    少年親子にかなり助けられた
    どんなに凹んでもギャルギャルしいのに
    できるよ、大丈夫
    って言われたら不思議と本当に事が進む



    262: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:46:54.22 ID:Ee/BhgdKO

    店も落ち着いた頃
    いつものようにギャルギャルしいのといた
    少年はすでに寝ていて、俺たちも別室で横になってた
    ギャルギャルしいのが俺に乗っかってきた
    「何難しい顔してんの?」
    「ちょっと悩みというか迷いというか」
    「話してみて?」
    と言ってキスしてくる
    「いや~…んー…」
    「そんな悩んでるなら今日はやめる?」
    「あ~…結婚する?」
    「え、ちょ、今言うの?」
    「ダメ?」
    「私恥ずかしいじゃん!プロポーズされるってのに1人だけやる気まんまんで」
    「そこも好きw」


    265: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:49:56.83 ID:Ee/BhgdKO

    連れ子がいる、バツイチetc
    色々と、こんなんだけどいいの?
    と質問攻めにされたが
    そんなことは全部考えた上での答えなわけで
    なんと言われようと気持ちは変わらなかった

    再婚だから一応披露宴とかはやらず
    俺の身内がちょろって家に来て顔見せくらいにした
    ギャルギャルしいのの身内はカナダだからさすがに無理だった


    267: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:52:29.07 ID:Ee/BhgdKO

    結婚してからも特に生活は変わった感じはせず
    少年もギャルギャルしいのも相変わらず
    タケちゃんって呼ぶし、ギャルギャルしいのは看護婦辞めないし
    変わったと言えば2人の名前くらいだった

    そのうちで娘もできた


    275: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:56:24.28 ID:Ee/BhgdKO

    少し歳の離れた兄妹になったが
    少年は妹を猫可愛がり

    娘が生まれた翌年
    ギャルギャルしいのの乳ガンが発覚
    発見は遅く、転移しているようだった
    薬の副作用もあって日に日に痩けていく
    肌は白を通り越して青白い


    281: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:57:25.27 ID:jCIVj4Sg0

    え…


    283: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 22:57:42.54 ID:k9G+41p50

    えぇぇぇ( T_T)


    293: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:00:20.65 ID:Ee/BhgdKO

    発見から10ヶ月後、俺は独身になった
    今度は子持ち

    しばらく店を開ける気にもならず毎日ボーっとしてた
    でも、子どもたちは元気だ
    笑顔で妹の世話をする少年
    少年に満面の笑みを向ける娘
    2人を見守るばあちゃん
    俺は置いて行かれたみたいだった


    296: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:01:08.76 ID:Tfg56wvaI

    は??え??


    299: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:02:28.08 ID:M8OXKgI00

    マジかよ…


    304: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:05:11.74 ID:Ee/BhgdKO

    毎日に元気な子どもたちを見ていると
    さすがにこれじゃダメだと思ってしまう

    「明日から店開けるかな」
    「本当に!?僕最初のお客さんになる!」
    「ユウタは学校あるだろ」
    「じゃ朝早くお店しよ!僕とマリが最初のお客さんね!」

    なんだが少年は俺が店を開けるのを待ってたかのように反応した
    それからはすぐに立ち直った
    たまにギャルギャルしいのの写真や手紙を見て泣いたりしたけど


    310: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:08:02.55 ID:Ee/BhgdKO

    そして、ギャルギャルしいのが亡くなってから20余年
    今度は俺がガンになった
    肺ガン、タバコを吸ってなければもっと子どもたちと一緒にいられたのに
    娘の花嫁姿を見られないのは残念


    314: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:08:49.12 ID:/MG1fzu50

    えっ・・・


    315: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:08:51.14 ID:8xV3DUsR0

    タケちゃんまで……


    346: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:19:46.10 ID:Ee/BhgdKO

    はい、というわけでおしまいです

    >>1=俺=タケちゃん
    って設定で書いてはみたものの
    最後めっちゃ駆け足でスレタイ無視で
    ちょっとめちゃくちゃですね


    361: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:22:35.78 ID:Ee/BhgdKO

    話の大筋は、ギャルギャルしいのとタケちゃんの日記、手記からです
    細かいとこは、ユウタの記憶や私の想像・妄想です

    今更ながら、半分くらい釣りでした


    369: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:23:47.05 ID:b6rVXVmf0

    >>361え?娘さん?


    374: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:24:02.73 ID:pK23iGfGP

    >>361
    マリ?


    386: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:26:17.60 ID:Ee/BhgdKO

    なんかすみません

    >>1はタケちゃんの娘です
    ユウタの種違いの妹です

    まさかこんなに伸びると思ってなくて
    適当に書いて適当に終わろうと思ってたんでなんかすみません


    399: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:29:09.94 ID:CsBfLx7B0

    娘か!
    タケちゃんとギャルギャルしいのは既に天国へ・・・で、日記とか記憶をたどりながら、妄想混じりに書いたという話なのか・・・?


    401: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:29:33.28 ID:/MG1fzu50

    全俺が大混乱


    413: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:32:08.14 ID:Ee/BhgdKO

    半分釣りっていうのは
    会話や細かい部分が嘘っぱちです

    大まかな流れは、2人の日記や手記に嘘がなければ本当です


    つまり、タケちゃんの娘である私が
    両親の日記・手記を見て、それに想像妄想を混ぜ込んでここに書きました

    因みに、ユウタは結婚してお店やってます
    定食屋というより、喫茶店というか、その中間というか
    詳しく書かないけど、それなりに人が来るようです


    416: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 2012/09/05(水) 23:33:39.59 ID:NDuvbdmB0

    >>413
    今いくつでなにしてるの?


    433: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:36:18.40 ID:Ee/BhgdKO

    >>416
    22でOLしてます


    434: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:37:35.73 ID:xnE12gHhI

    >>433
    そこは看護師設定にしとけよ


    445: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:42:40.38 ID:Ee/BhgdKO

    >>434
    看護婦です(キリッ


    439: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:40:09.36 ID:8xV3DUsR0

    22歳って事はタケちゃんが亡くなったのは最近って事?


    456: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:45:52.37 ID:Ee/BhgdKO

    >>439
    そう、喪中です


    442: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:41:02.58 ID:2JStiGu/0

    早くに母ちゃんなくして大変だっただろうけど頑張れよ


    448: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:44:01.68 ID:gWhhEWxW0

    >>1は今、幸せなのか?


    465: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:49:05.30 ID:Ee/BhgdKO

    >>448
    不幸じゃないけど幸せでもないです


    470: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:51:08.82 ID:gWhhEWxW0

    >>465
    これから幸せになってくれよ。


    452: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:45:09.97 ID:pK23iGfGP

    そうかw

    たけちゃんがイケメンなのは娘さん視点だから余計に


    465: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:49:05.30 ID:Ee/BhgdKO

    >>452
    実際の父はグータラでしたけどねww


    461: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:48:01.44 ID:rmQq3Ees0

    たけちゃんとギャルギャルしい>>1のかあちゃんは大恋愛だったんだね。
    >>1から見てこの2人は自慢の両親でしょ?


    484: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:55:53.20 ID:Ee/BhgdKO

    >>461
    あえて自慢する程でもないですが、両親大好きです


    478: 名も無き被検体774号+ 2012/09/05(水) 23:53:04.66 ID:WyGQex+c0

    亡くなったのは最近なのか。。
    ご冥福をお祈りします


    515: 名も無き被検体774号+ 2012/09/06(木) 00:03:55.99 ID:vbU/gD6e0


    いい話だった
    いちおつ!


    536: 名も無き被検体774号+ 2012/09/06(木) 00:37:00.54 ID:v4rShpzrI

    久しぶりにいい話読みました。
    ありがとうございました!
    >>1さんは素敵なご両親とお兄様をもって、幸せ者ですね!!!


    540: 忍法帖【Lv=28,xxxPT】 2012/09/06(木) 00:44:38.24 ID:LAQo7Rg40

    久々に良スレに出会った
    >>1は長生きしろよ


    関連記事

    コメントしてね!


    コメントしてね!


    コメントの投稿





    こちらもオススメ
    ピックアップ記事
    人気ページランキング

    PR
    PR