思い出して余韻に浸るためにゆっくりと書いていこうかなと思う

気になるな、はよはよ

とびだせどうぶつの森発売の11月8日に話は始まる
その日を俺は前日に3DSLLと5000円分のニンテンドーポイントを買うくらいにはワクワクしてた

VIPにもどうぶつの森待機のスレとか立ってたりして、臭いって思われそうだけど勝手に一体感みたいなの感じた
日付け変わった直後は回線込みあってて日付変わってから30分くらいで俺はダウンロード出来た

どうぶつの森スレでは皆が新作SUGEEEEEEEEEEEEEって感じで嬉々として良い住人とか地形引いたとか言ってたな、その日は一日中どうぶつの森してた

スペック

スペックとかいるのか？

俺
男 低身長 19歳 大学一年 それなりに筋肉はあるから、ガリガリでもたるんでもない

A
相手の女の子 低身長 20歳 大学二年 小柄

発売してからすぐは果物とか他人の村の観光とかがかなり頻繁で、自分の持ってない果物を貰いに行くついでに観光するのがデフォだったと思う
序盤でもマイデザインってお絵描き機能のおかげで割かし多様な村があった
何となく田舎っぽいとか未来っぽいとかそんな感じ

それを「センスいいな」とか褒めたり何となく会話したりしてたのよ
でも、発売から二週間とか経つと通信するのは取引目的で、観光とかほとんど無くなった
目的のアイテムを交換したらさっさと帰るのが望ましいってなってた

今作のどうぶつの森ではNPCとの会話の7割くらいが頼まれごとで何だかやる気を無くす上に、会話のレパートリーがやたらと少ない
だからソロプレイにはだんだん飽きて来ちゃって、他人とだらだら通信しながらプレイしたかった
作りこんだ村をドヤ顔で見せびらかしたかったとも言うかも
だからどうぶつの森スレに「最近観光少ないから誰か俺のところに観光に来いよ」といった具合に書きこんだ

それに食いついたのが女キャラのAだ
実際はAの他にも二人いたけど、そいつらはその後の交流がほぼ無かったから無いものとするわ

白いレンガのデザインで道引いた俺の村を見てAは「すごーい！」とめっちゃ褒めてくれた
VIPのどうぶつの森スレのやつのだいたいは観光のときでも話すことはこのゲームの話とかVIPの話なんだけど、Aが話すことは違った

こっちが聞いてもないのに現実のことを喋ってくる
今度人生初の海外旅行いくんだとか、九州に住んでるとかな

ぶっちゃけこのときはVIPPERの私情とかどうでも良かったから、俺はずっとふーんって反応だった
自称女だったけどネカマだと思ってたし

かなり長いことどうぶつの森で話して、その日は解散するかーってなって「また通信しような」みたいなテンプレな解散した

これを言っても、だいたいのプレイヤーとはもう会うことないんだけど、Aとはそれから互いの村を頻繁に行き来するようになった

その通信の中で、互いに大学生だとか趣味がどうとか話を重ねた
このときはまだAはネカマだと思ってた

趣味の話の中に二人とも絵を描くって話がでて、絵を見せてよと俺が言い出した
そこから3DSについてるメール機能で絵のやり取りをいくつかした

そこから線画を交換して互いに塗ってみようって提案が出てパソコンのフリーのアドレスを交換した
俺は晒すの怖かったから先にAに晒してもらった

みてるよ

それがクリスマス直前くらいのこと
さも当然のようにクリスマスパーティーの写真が送られてきたりとかあって、いつの間にか今度は携帯のアドレスを交換した

で、携帯アドレス交換してからまた一段ステップアップするのがやたらと早い
クリスマスが終わったくらいに交換してから毎日メールして、次の電話するまでの段階へは10日くらいだったと思う

携帯アドレスの時も怖かったので相手から教えてもらったが、今度は警戒心もかなり薄れて俺の方からSkype垢を教えた
初めて通話した時にイヤホンから女の声が聞こえてきたところで「本当に女だったんだ」と今までの考えを改めた

まさか、ボイスチェンジャーを使ってまでなりすますわけあるまい

初めての通話以降、昼間は携帯でメールして夜に寝るまで2時間くらい通話するのが日課となった
どちらかが「今日も電話したい」って言い出すんじゃなくて、夜になったら「電話すっか」みたいにさも当然のように電話した
とにかく、共通の友人とか出来事が全くないのでこの頃はずっと昔あった出来事とか互いの友人関係の話をしてた
俺が友人を話に出すときは「先輩」「友達」「後輩」の三つの呼称しか用いなかったけど、Aは「Bちゃん」「Cくん」「D」とか人名をそのまま使ってた
名前があまり覚えられないからちょっと話が理解しにくかったわ

何か知らんがAは通話が日課になってからすぐに本名を教えてくれた、というか聞いてないのに勝手に言ってた
どうぶつの森の名前と下の名前が一緒だったから名字だけ教えてもらったようなもんだが
名前教えてーって何回も言われたけど、VIPで出会った人に名前教えるのは流石に嫌と断った
一ヶ月くらいしたら「ゲームでの名前で呼ぶのは嫌だ」って言われた俺が折れて教えてやったら結構喜んでた

それから、昼間には高速ラリーが行われるメールでAはいろんな写真を送ってきた、大学で弁当食べてるところとか、撮ったプリクラとか
ちょっとしたことですぐに写真を取るのだと教えてくれた

写真は全然取らないし、俺からは自分自身のことを全然教えなかったから一方的にAのことを知るばかりだった
(^Ｏ^)の顔文字を多用する後輩がいるだとかやたらハイスペックな友達がいるだとか色々教えてもらった

毎日メールしたり通話したりするのが楽しみでしょうがなかった
と言うのも、俺は高校の頃は同級生の女子とそれなりに仲良くしていてたが、大学入ってからは男の知り合いばかりが出来て、親しいと呼べる女子は極わずかだったから

所属している仲良しグループの気質がリア充でなくオタクだったので友達連中の知り合いも男ばかり

それこそ童貞こじらせて「一番好きな人はキミキスの二見瑛理子」とか「今のエ口ゲーには熱意が足りない」とか言ってるやつとかが所属してるようなグループだった
催眠術かけて凌辱する某エ口ゲーは神とか真顔で言ってるときは友達だったけど心底引いた

そんな残念な会話を友達がしてる端でAとメールするのは本当に楽しかった
こう書くとだいぶ意地悪い男だな

それも一つの原因だと思うが、俺は徐々にAが好きになっていった
後々に発覚するけど、Aの方も同じく徐々に俺のことが好きになっていったとかなんとか
一日中ぶっ続けで連絡とってそれがウザく感じないならこうなるのも割と当然なのかも
Aは2chの細かいネタとかもちゃんと通じるし

普段その好意を漏らすようなことはしなかったけど、電話してて寝落ちしかけてときには漏れてたらしい
質問にかなり素直に答えたんだそうだ
A「私のこと好き？」俺「……うん…好き」こんな感じで言ってたんだと、恥ずかしいね

Aの方も友達と飲み会して帰って来た日にはかなり色んなことを口から漏らしてた
自分から「好きだよー」とかもうちょっと恥ずかしいこととか

互いが夜に家にいれば毎日電話したし、Aがヨーロッパに旅行に行った時もAはヨーロッパからメール出来るときはくれた
Aがインフルエンザのときですら電話した
流石にこのときばかりはいつもみたいに「そろそろ電話しよう」でなくて「インフルだから電話しないで寝た方が良いよ」と言ったんだけど
Aから「電話したい」って来たから電話した
あの時は本当に心配した
メールとかしないで良いからスポーツドリンク飲んで寝てろって言ったし

Skypeで顏は見せたのか？

かわいかった？

いつしか「いつか会いたいね」とか互いに言うようになってた
冗談半分願望半分で「もしもそういうことになったら一緒にお風呂に入ろう」とかも言ってた

そしたら三月の下旬にAが東京まで来ることになった
俺が住んでるところはそう遠くないので会えるチャンスとなったわけだ
東京どうする？　と話がどんどん膨らんでいって予定を立てていった

最初は顔あわせるだけ、ちょっと膨らんで半日遊ぶ、次は一日遊ぶ、どうせだから泊まろう、泊ってすぐ解散は寂しいから二日目も遊ぼう

じゃあ部屋はどうする？
男女だしツインかな、ダブルの方が安いみたい、それよりもセミダブルの方が安いよと料金の安さを建前にどんどん寝るときの距離が近くなっていった

最終的にきまった予定はかなり適当なものだった
二人とも東京に何があるかなんて分からないし、グーグル先生に相談したらどんな店でもあり過ぎてどうしたら良いのか分からないし
田舎だとデートスポットっていったら思考停止でここでおｋって場所があるから予定決めるの楽なんだけどね
とにかく選択肢が多いんだから適当でよくね？　となりました

結果、上野で国立科学博物館行って近辺で何かしら見て回って、それからホテルのある新宿で買い物ということに
普通デートとなったら動物園の方が良いのかもしれないけど、個人的にすごく行きたかったんで博物館は絶対に行くことにしてもらった

そんな話をする頃になると、春休みで朝に余裕があるのもあって、以前は寝落ちしなかった方が寝る前に切って寝ていたのを、通話状態で眠り翌朝も話して互いの気持ちを以前よりは素直に晒すようになってたし互いに互いが好きってことも認知してた
で、Aが少々意地悪でさ
春休み中でこれといった出来事も無かった日は通話中に話すことが無くなることがあるんだけど、そんなときに
「恋バナしよ？」
って言ってきて、話すこともないし良いよって言うんだけどこの後が意地悪
「好きな人いる？」
「いるよ」
「誰が好きなのー？」
「いや、知ってるじゃん」
「知らない、だから教えて？」
言うのも恥ずかしいから渋るんだけど、ずーっと聞いてくる
「Aが好きだよ」
「私は俺君好きー」
って言ってクスクス笑ってんの、言うのも恥ずかしいし、言われてもこそばゆいから赤面だよね

そんなこんなで、やっと東京で会う日になった
普段は服装とか全く頓着ない俺も、前日のうちから少ない服の手持ちで一生懸命まともそうな服装考えたり、必要以上に念入りに体を洗ったりとかすごく楽しみだった

早めに家を出て二時間以上電車に揺られて集合時間ちょうどの十時に上野に着いた
せっかくだから、話に聞いてた上野駅13番ホームのトイレによってそれから電話をかけた

「今上野駅のどこにいる？」「公園改札の手前」
改札手前にはすぐに着いた
Aが東京に持って行くねと言っていた鞄を持った女の子はすぐに目についた

この人だと確信を持って近づくとその人も俺に気がついたようで顔をあげた

顔をみて普段写真で見てきたAだとわかったけど、写真より可愛く見えた
初めての言葉は「はじめまして、やっと会えたね」とか似合わないけどちょっと臭いこと言ってみようと思ってたんだけど
すぐ近くに清掃のおっちゃんがいて恥ずかしくて結局普通の挨拶になった

大きな荷物を貸しロッカーに預けて改札を抜けて目的の国立科学博物館に向かった
小六ぶりに来た博物館はあんまり変わって無かったけど、思い出補正とかじゃなくて結構すごかった

誤算というか意外というか、当初の予想ではあんまり人はいなくて手とか繋いで静かにイチャつけるかなーとか邪に考えてたんだけど、実際はかなり子供連れとか幼稚園か保育園の団体とかがたくさんいてとにかく子供が多かった

それでも剥製とか見て「躍動感すげぇな」とか「めっちゃリアルだね」とか言いながら見ていった
あの博物館の模型類ってすごくリアルなのな
各時代の日本人の生活みたいな展示で人形があったんだけど生きてる人がバイトでケースに入ってるんじゃないかと言うくらい本物っぽかった

個人的にお気に入りだったのは地球館一階
熱帯雨林とかマングローブ林とかのバイオーム毎に丸ごと模型だか剥製だかで再現してるんだけど動いてなくても臨場感たっぷり
昆虫標本も置いてあったりして、どうぶつの森で出てた虫を二人で探したりした

Aは石とか化石とかでやたらテンションあがってた
聞くと理科の中では地学が一番好きらしくて、そのせいらしい
「カリ長石だ初めて見た！　見たかったんだー」なんて言ってる女は初めて見た

体験型の展示もあったんだけど子供たちがそのほとんどを占拠していたせいでほとんど出来なかった
俺もやりたかったのに
腹いせに滑車で椅子に乗った自分を持ち上げよう！　って展示で椅子を最大まで高くして次の子供が座りにくくしておいた

見て回るうちに、いつの間にか手を繋いで歩くようになってた、互いの手を絡ませる恋人つなぎってやつな
今までも彼女はできたけど、こうやって手をつなぐのはAが初めてだった

一通り展示を見て回ったころにはお腹すいたから出ようかーってなって、博物館を出た
その時は少し雨が降ってて、俺は傘を持ってなかったからAの折り畳み傘で相合傘して歩いた
どこに行くかは決まって無かったからとりあえず上野公園をぶらついて、満開の桜を見つけたAはとりあえず写真を撮ってた

公園内にスタバを見つけてお昼はスタバで済ませばよくね？　となったんだけど、そもそも花見で人多かったところに雨降ったんで雨宿りにスタバを利用してる人がめちゃくちゃ多かったから断念

「どうする？」「東京だし駅周辺にいくらでもあるでしょ」と、とりあえず上野駅周辺の人の流れに乗ってみた

そしたらすぐにアメヤ横丁って看板が目に入った
すぐにAが「あっ！アメ横だ行きたい」って言ったから行くことに
雨はこのころに止んでしまって相合傘からまた例の手の繋ぎをして歩いた
アメ横に実際に踏み入れるまでアメヤ横丁でなくて、アメリカ横丁だと思っていたのは内緒

Aも俺もアメ横に行くのは初めてだったけど感想は同じで「ゴミゴミしててスラムみたい」
何か知らんがアメ横は薄汚かった
東南アジア系の兄ちゃんが「ｱｹﾞｱｹﾞｰ！」とか中国か韓国のおっさんが「ｼｬｹ！(ﾄﾞﾔｧ)」とか陽気に言ってる点は気に入ったけどやっぱり薄汚い

そして、何かしら食べるかーと来たのに東京はやたらと物価が高かった
ちょろそうな飯が一食800円オーバーとかふざけんな、地元なら同じものが500円ちょっとで食えるぞ

「何食べる？」「俺くんが食べたいのでいいよ」「でもなー物の割に高いんだよなー」「それなー」
って会話をして結局アメ横で何か食べるといったことは無かった
その代わりに「もしかしたら使うかも知れないからゴムでも買うかーｗｗｗｗｗ」って言って薬局回った
それにも物価の高さが出てたしどこも店員がおばさんだったから買わなかったけど

結局昼飯は上野駅の地下で31アイス食べて誤魔化しちゃった
Aが撮りだめした写真を見て時間を潰してから今度はホテルのある新宿へ山手線で向かった
話には聞いてたけど新宿駅は完全なダンジョンだった

お土産買うために時間割いて来たのにそもそも目的のお店がどこにあるかわかんねーしこっちじゃね？　と思って進むと改札で通れねーし散々歩くことになった
すごい長い時間かけて歩いてやっと見つけた店でお土産買ったころにはすっかり時間も遅くなってきたからご飯食べることにした
適当な店で800円くらいのカルボナーラを俺は食べました　Aはビーフシチューです
食べてる時も終始２人でえへへーみたいな感じだったと思う

その店のすぐ近くのファミマでAはホテルで小腹すいたら食べるトッポと喉渇いたら飲むオレンジジュースを買った
このタイミングを逃したらゴム買うときは無いだろうなと思って薬局よりも良心的な値段のゴムを手に取った
レジにいたのはかなり若い女の子だったから持って行くの恥ずかしいなとか思ってたけど、都合良く男の店員がレジを開けてくれたので買うことに成功した
あの店員にマジで感謝を伝えたい

そこからホテルの送迎バスが来る場所へ行くまでがまた大変だった
西口のところへ向かうんだけど、表示によると南口がこっちだから……って歩いたら全然違うところに着いたりで本当に迷った

で、やっと送迎の場所についてホテルへ
部屋は値段の割にかなり良い物だった東京は飯は完全にぼったくりなのにホテルは安いのか？
靴脱いで上着脱いで
「疲れたー！」「くぅ～疲れましたｗこれにて完結です」
って言ってベッドにダイビングした
一日のほとんどを立ちっぱなし歩きっぱなしだったから本当に疲れてて２人でベッドにゴロゴロしてた
テレビをつけてBGMにしながらベッドの上で寝転びながらAを思いっきり抱きしめた

通話の中で一緒にお風呂に入ることが確定していたので、抱き合ってるのを名残惜しくも解除
さっき新宿駅地下で買った泡の入浴剤もぶち込んでバスタブにお湯を入れた
お湯が張れるまでまた少しｷｬｯｷｬｳﾌﾌしてお湯が張れてからが少し大変だった

俺は男だし羞恥心も強くないのでパンツ一丁になるまでは別に恥ずかしくないんだけれど、Aはこの期に及んで脱ぐのを普通に恥ずかしがってた
仮に冗談半分だとしてもお風呂入るのを最初に提案したのはAなのにね

先に脱ぐからって俺がパンツ脱いでタオル巻いても脱ごうとしないし、脱がせることに
バスタオルを膝の上にかけてから
「ほら、手あげて」
って言って万歳させてまずワンピースを脱がせて、続いてインナーを脱がせて下着だけにしたところでAはまた恥ずかしがった
「ほら、取らないの？取らないなら俺が一人で泡風呂楽しむよ？」
「やだ」
「じゃあ脱いで」
「恥ずかしい」
こんなこと言ってても俺が隙を見せたら俺のタオル取ろうとしたあたりが何だかAらしい

その後下着脱がせるのにやっぱり恥ずかしいと言われて
結局俺が先に湯船に入ってAが後から入ってくることに
お湯を張り終わってからここまでにかなり時間がかかってたからお湯がぬるくなってた
Aはすぐに入ってきた
「恥ずかしいから入るときに目瞑ってて」
目を瞑ると
「どこに足あるの？」
「足開いてるから真ん中あいてるよ」
Aが湯船に入ってくる感触に続いて、俺にもたれかかるのがわかった
「目開けていいよ」
目を開けたところで泡とAの頭くらいしか見えなかった

Aが俺の太ももに座って上体を俺に預け、Aのお腹に俺が腕を回した形になった
湯船が狭くて、一人でもいっぱいいっぱいの大きさだったからAの身体はあんまり湯に浸かってなくて、半身浴状態だった

「寒くない？」「大丈夫」
なんて、口では平常を装っていても俺の股間はそれはもう大変なことになってた
俺が腰につけてたタオルは長さが足りなくて、完全には腰に巻けていなかったから早々にどこかにいってしまった

Aの方の大きなバスタオルもすぐに緩んでしまっていた
胸の部分を腕で抑えてたから胸ははだけてなかったけど
「どうぶつの森してるときはお風呂はいるなんて考えもしなかった」とかそんな感じの会話をしてるうちに、かなりはだけてバスタオルなんてあってないような物になった

もはや布一枚の隔たりもなくAの腰あたりに俺のギャラドスが密着していた
電話のときにはもしもお風呂で催したら素数を数えて落ち着くと言ってたんだけど、実際に数えても何の意味もなかった

「ものすごいことになっててごめん」って謝っといた

もう巻いてる意味がないからとか何とか言ってAのバスタオルを取った
恥ずかしいって言ってたけど怒りはしていなかった
少しずつ消えていく泡の薄いところからAの胸がすこし見えた
雰囲気は完全にできていた、と思う

「お●ぱい触っていい？」
「うん」
胸の下のラインをなぞったりしたのちに少しずつ触る面積を広げていった
そして、Aに俺が手ブラする形になった
「柔らかいね」
ふわっとした触り心地だった
俺がこうして触るのは二人目だったけど女の子の身体はやっぱり違う
少なくとも俺の身体にはこんな感触の部分はない

手ブラしたままAの耳を甘噛みするとすごくくすぐったがった
軽く乳首も触ったり、二人でクスクス笑ったりして
「キスしていい？」
と俺がせがんだ
「いいよ」と身体を捻って顔をこちらに向けたAと初めてのキスした
唇合わせるだけの軽いやつじゃなくて舌いれるキスをした

キスの上手い下手が分かるほど経験してないけど、良いキスなのは確かだ

俺の腹面がAの背面と接触してるかたちだったんだけど、互いに腹面を合わせる形に体勢を変えた
その状態でまたキスした
局部どうしがかなり近くなって
「ヤバい、下手したら入る」と言って二人で笑った

口の位置を少し下に移して、乳首を吸わせてもらった
そんなこんなで一段落付くまでずっと抱き合ったままキャッキャウフフしてた

ちょっと落ち着いてから、お湯を抜いて互いの身体を手で洗いあった

終始ギンギンの状態で何もなく終わるなんて我慢できなかった
「お風呂あがったらしたい」「その気になったらね」「その気にさせる」
そのまますぐに始めたわけじゃなくて一度下着と薄いパジャマを着て、その後によるとのこと
下着を着ているところは見られたくないから先に上がって、ベッドにいてと言われた

Aが着替えて来るまでがやたらと長く感じた
ちゃっかりコンビニで買ったゴムを枕元に置いて、散らかった荷物も少しまとめて待った

Aがベッドに戻ってきたときに荷物を片付けたことを少し褒められた
照明をあらかた消して薄暗い中Aを背中から抱きしめた
20分くらいそうしていたと思う
「そろそろいい？」
「脱がして」
喜々としてパジャマとパンツを脱いで、適当に床に投げた

後ろから手を回してAの着ているパジャマのボタンを外した
パジャマに続いてブラのホックを外した
外すのが久しぶりすぎてやや手間取った
続けてパンツに手をかけた
「脱がせていい？」
最後の確認として聞くと、Aは軽く頷いた

脱がせているときに「恥ずかしい……」とAは漏らしていた
今更そんな言葉で止まるほど冷静でもなかったので構わず脱がした
Aの下着とパジャマを適当に置いた

二人とももう身にまとうものが無くなった状態で強く抱き合った
密着することで何かが満たされるような感じがしてすごく気持ちがよかった
そのまま長いキスをした
その後、耳の甘噛みを挟んで胸を弄った
触っているときに
「お●ぱい触られて気持ちいいの？」と聞いてみた
「触られてることには満足感はある、先の部分以外は二の腕触られてるのとあまり変わらない」といった旨の言葉が返ってきた

その言葉以後は重点的に乳首を触った

舐めたり吸ったり、長いこと触っていた柔らかくてずっと触っていたかった
おっぱいは男の子の夢です
Aは触られて強く感じるタイプの女の子らしくて喘ぎ声が漏れていた
「俺くんって胸触るとき優しいね」
聞けば今までの彼氏に血が滲むほど強く触ってくる人がいたらしい
噛まれもしたとか
歯を使うにしても、こう使うんだよ！　とばかりに前歯を軽くひっかけるようにしたらすごく良いと言われてめちゃくちゃ嬉しかった

ひとしきりお●ぱいを触ってから下の方に手を伸ばした
驚くほどAは濡れていた
「指入れるよ」
中指は簡単にするりと入った
薬指も入るんじゃないかと思って二本入れてみても簡単に入った

やっぱり感じやすいようで、演技と疑う程度に簡単に喘いでくれた
反応があると自分でしてても嬉しいからもっとしてあげたくなるのだけど、強めにしたら
「おしっこでそうな感じになる」って言われた
ちょっといやらしい音が出て興奮した

今まで経験したことがなくて、一度やってみたかったク●ニをしてもいいか聞いてみた
「汚いかもしれないし、恥ずかしい」
との返事だったそして足を閉じて拒否していた
本当にしてあげたいだとか汚くなんかないと懇願して許可をもらった
でも、やっぱり恥ずかしいって言われて手で隠された

何が大丈夫なのかわからないけど「大丈夫」って声かけてAの手を外した
顔を近づけてもAのそれは特に匂いがしなかった
2chとかで散々かなり臭いとか聞いてたけど「そんなでもないな」と感じた
「舐めるね」
Aのを舐めたとき、Aの体が軽く震えた
味に関してはどう言えばいいのかわからないけど、少なくとも嫌な味ではなかった
初めてやったけど、ものすごく興奮した

可能な限り舌を伸ばして舐めた
博物館で見たキリンの舌が若干羨ましかった
奥をしてあげたくて伸ばしてるもんだから、ちょっと痛くなった

舐めてる間ずっと小刻みにAの体はビクってしてて、声も漏れてた
声の方はともかく、体の方は演技するの面倒臭いだろうから多分本当に感じていたと思う
長い時間ク●ニしてたと思う
その後に69に移行したんだけど、俺からしてほしいって言ったのか、Aから私もしてあげるとか言ったのかは思い出せない

とにかく69になった
俺がク●ニするのが初めてなように、Aの方もフ●ラは初めてと言っていた
口に入れる前にボソッと大きいって言われたのが嬉しかった
69はしてたど、Aは気持ちが良くてそれどころじゃないのかあまりしてくれなかった

たっぷり前戯をしたし、そろそろしようかってなってゴムをつけたんだけど
「つけてあげる」って言われた
ゴムが小さかったのかうまく付けられなくて、失敗して二個無駄にした
それで、いよいよする事になった
Aに誘導されてゆっくりと入れた

少し進んだ所でAが痛いって言った
「大丈夫？」
「うん、ちょっと奥が痛いかも……こんな奥まで来るの初めて」
まだ未侵入の部分が痛いらしい
更に速度を落としてゆっくりと入れられるところまで入れた
「どう？」
「痛いからまだ動かないで」
慣れるまでの間、キスをした

動いていいよと言われてからが気持ちよすぎてやばかった
もうあっという間に時間が過ぎた
イク寸前の気持ちよさが延々と続いてたAの方もだいたいそんな感じ
抱き合って密着したままセ●クスしつづけて入れたままの休憩も入れて二時間とか三時間くらいずっと腰振ってた
嘘だと思うだろうけど本当にそのくらいしてた

Aは全部入れた状態で、更にグッと押し付けるようにされるのが好きなようでそれをするたびに声を漏らしてた
途中で隣の部屋からテレビの音が聞こえてきたりもした
多分こっちの声聞こえてたんだろうな……
そろそろイって終わりにしようってなったときに最初は中で出そうと思ったんだけど、どんなに速くやってもギリギリイクまでに至らなかった

結局中でじゃなくて、オ●ニーで出すことになった
ゴムを外してAの裸でオナった
「どこに出したらいいかな」
「好きなところに出していいよ」
快感で霧がかったようなぼやっとした頭で「顔に出すのは髪にかかったときに洗うの大変だろうな」とか考えた

「じゃあ……口で」
俺のギャラドスに顔を近づけて
「イきそうになったら言ってね」
「こんな風にするんだ」
普段自分でするときも時間はかかる方と思うんだけど、この時はセ●クスで温まった状態だったからすぐにイッた

温かいAの口の中に出した
脈動の回数が普段よりもかなり多かったのを覚えてる
たぶんかなりの量を出している
吐き出させるためにティッシュ用意するから待ってと言う前に飲んでた
全く頼んでなかったのに飲まれてびっくりした

一回出した後、賢者タイムで即寝たとかはなくてその後もキスしたり寝る前にまた少しお●ぱい触らせて貰ったりイチャイチャしてた
長いことしたし夜も遅くなってしまったので、シャワーは起きたら浴びることに意見がまとまって
それから寝た
多分寝ることにしてから実際に眠りにつくまではすぐだったと思う

朝起きてから朝立ち利用して第二ラウンドが始まったり、シャワー浴びてから第三ラウンドが始まったりしたけどやってることはだいたい同じなので省く

第三ラウンドのせいでチェックアウトがやや遅れた
部屋を出た時に清掃の人たちが来てたのがちょっと申し訳ない
フロントには俺ら以外にも若いカップルが案外いた
彼らもそういうことだったんでしょうね

二日目は秋葉原に行くことにした
かなり久しぶりに秋葉原に俺は行ったんだけど、相変わらず上野やら新宿やらと違って服がみんな黒っぽかった
それと春先なのに異常なまでにダウンコート率が高かった

俺の中に秋葉原の他人への配慮の文字は無く、普通に恋人繋ぎして歩いた
他にもにもカップルはそこそこいたんで許してください

男だけで歩いてるとチラシ配りのメイドさんらが頻繁にチラシ差し伸べてくるけど
Aと歩いてると全然渡そうとして来なかった
いらなかったから助かったけど、カップルには渡さないってルールでもあるのか？

最初にAの要望でとらのあなに寄った
好きなキャラの同人誌で欲しいものがあるかもしれないからという
欲しいものがあったようで「恥ずかしいからお金払うから買ってきて」と言われてレジまで持っていったんだけど
俺は同人誌買ったことないし、欲しがった同人誌が見本しかなかったこともあって結局店員と対応してたのはAだった

次に寄ったのはソフマップ
あの人のあのポーズのイメージしかない
同人誌は買わないけど、フィギュアはそこそこ買うので欲しいものがあるかなーと思ったけど
そもそも好きなキャラのものがなかった

フィギュア以外にも色々見たけど欲しいものはなかった
Aが住んでるのは九州で、深夜アニメが放映してなくて
俺が住んでるのもアニメ不毛の地だから名前くらいしか知らないようなものばかりだしね

興味本位で18禁の階にも立ち入ってみたけど、そうでない階に比べて空気が異様だった
正直少し怖かったくらい
秋葉原の人たちは基本的に目が死んでる人が多いけど、18禁の階の人たちは肝心に光が失われていた
冷やかすこともせずにすぐにその階からは立ち去った
もう行くことはないと思う

東京で会った記念にゲーセンでプリクラを撮った
チャリで来たとか奇跡じゃなくて運命だもんねーとか撮ったけど
チャリで来たは人数全然足りないし、奇跡じゃなくての方はポーズ分からんかったから
文字を書き込んだだけのやっつけな感じだった
俺はプリクラを取る機会が全然無いからこの時で一年以上開いてたと思う
落書きに何書けばいいのか分からない俺をよそに、Aは慣れた感じでスラスラと書いていた

その店には大量のプライスゲームとプリクラ機と太鼓の達人しかなかったからプリクラ撮っただけですぐに退店した

夜に運動した上に朝は食べてないし、この時には昼食時ですごくお腹空いてた
カレーの店はすぐに目に入ったけどそれで済ませるようなものでもないだろうし
どんなお店があるかわからないしまた歩きながら探すことに

手を繋いで「おなか空いたね」「人多いね」とか
「キモオタがいっぱいいる」
「俺くんもそうでしょｗｗｗｗ」
「俺はキモでもオタでもないから、たぶん」とか話しながら歩いた

色々と歩いてやっと見つけたそれっぽいお店はフランスパンのサンドイッチの店
俺は飲み物付きの焼肉サンドで850円
Aは少食で、ソフトクリームと飲み物でたしか同じ値段
「それで本当にいいの？」って聞いても
「十分だよ」って言ってた

提供された焼肉サンドは引くぐらい大きかった
半分のサイズでもかなりお腹にたまるだろうってサイズだった
850円は東京料金だと思っていたけど、むしろかなり割安だったと知った瞬間だった
Aの方はややぼったくり気味かもしれんが

必死に食べて、少しAに食べてもらって、一時間くらいかけてゆっくりとお腹に詰め込んだ

その間色々喋ったけど特別なことでもなかったから中身はいいよね
お店をでても、秋葉原で他に行きたいようなところは互いになかったからAKBカフェだかがある駅前に座って色々喋った
「AKBカフェすごい並んでるな」「本当にAKBって人気なんだね」とか
「俺くんは思ってたより小さかった！」「小さくてごめんね、でもAちゃんもそうだったよ」とか
「私のことすぐ分かった？」「何回も写真見たし、持って行くって言ってたカバンですぐわかったよ」とかね

このときキスとかしたかったけど、人多いししていいか分からんしで踏ん切りがつかなかった

秋葉原で行きたいとこはないし、ずっと座って話してたんだけど何だか他にしたほうが良いような気がして
「Aは何かしたいことない？」
「俺くんが決めていいよ」
「昨日行きたかった博物館には行ったから、Aの行きたいところにいこう」
「えー……じゃあ、買い物したい」
何があるかはわからないけど、東京いけば何かあるでしょ
そんな考えのもと、すぐに山手線で東京駅へ行った

実際東京駅はマジで駅かよと思うほどに何でもあった
俺は洋服への関心がほとんど無いから全然わからなかったけど、Aの方はあの店がどうとか、この店がどうとかすごく楽しそうにしてた

「すごい可愛い」
「これどう？」
「あーこれ欲しい」
様々な服を色々な店で試着していった
奇抜なものじゃなかったので全てに対して「いいんじゃね？」って言ってたら
「もっとちゃんと見てよ！」
って少し怒ってた
俺に服なんてわかんねぇよ

欲しいって言った服は値段が張ってたり、安いって言った服は最後の踏ん切りがつかなかったりで試着しまくった癖に買うことはほとんどなかった
買わないで満足できる感覚はわからないな
俺の場合だと一番最初に気に入ったもので「これでいいわ、これ買って満足」で購入して買い物終わり
Aは気に入っても、もっと上があるかも知れないと保留にして次を見にいってた
結局買ったのは2着なんだけど、その店がどこにあったのか分からなくて駅の中をかなり迷ってた

ウィンドウショッピングでかなり時間が消費されてたから夕飯を早めに食べることに
それなりにオシャレな感じで値段との兼ね合いを考えるとやっぱりスパゲティが大安定ということで適当なお店で何やらねりこんであるとか言ううっすら緑色したスパゲティ食べた
やっぱり東京料金でおねだんはそこそこ高い

帰りの飛行機の時間的にその店で一時間くらい時間が取れる他にはもう残り時間はなかった
「二日間短かったね」
「うん、また絶対に会いたい」
「次は俺が九州に行くよ、福岡で本場の豚骨ラーメンでも食べたい」
「私ラーメン好きじゃないｗｗｗｗ」
その一時間の最初のうちはこんな明るい感じに話してたんだけど残り時間が少なくなるに連れてだんだん通夜みたいなテンションになっていった

手を絡ませて繋いで喋った
「帰りたくない、まだ一緒にいたい」
「俺もできるならもう一日一緒にいたい」
「なんでこんなに遠くに住んでるの……」
臭いドラマみたいな会話を本当にした

いよいよ解散間際になったときに告白した
「遠距離でいいなら……付き合って」
「やだって言ったら？」
「俺が泣く」
「いいよ」
事前に好きとか言ってるから結果わかってる上での告白だし、一日中連絡取り合ってたんだからそれまでとの関係性も変わらないけど、これで晴れてお付き合いとなりました

その後半分くらい泣きそうになりながら電車に乗って解散でこの話はとりあえず終わり
Aとはその後も毎日連絡取ってます
今は九州行くためにバイト探してるところ

特に大きな落ちがあるわけでも無いし、分かりにくい文章だったと思うわ
聞きたいことあれば後で答えるよ

ただの自慢スレじゃねえかッ！！！




おめでとう

部屋の奥に眠りしどうぶつの森を目覚めさせてくる

どうぶつの森買って釣りしてくる

とび森欲しくなってきたは

ちょっくらどうぶつの森かってくるわ
┏( ◜◡~)┛