2ちゃんねるまとめブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



関連記事

    [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | CM(-)

    仲間内でみんながみんな片思いしあってた思い出話2

    まずはこっちを読んでから→仲間内でみんながみんな片思いしあってた思い出話


    156: アキ 2013/03/25(月) 19:21:58.57 ID:K0zg9wHr0

    遅くなりまして(`・ω・´)
    しかもながくなっちゃいそう::
    飽きたらごめんね
    また季節(名前)や日本語間違えたごめん(´・ω・`)

    ごめんね鳥どうやってつけるの?





    157: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 19:22:55.19 ID:CnP+fZt30

    名前欄に#好きな文字でおけ





    158: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:24:31.16 ID:K0zg9wHr0

    ありがとう(`・ω・´)
    できた?





    159: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 19:25:47.93 ID:CnP+fZt30

    大丈夫
    基本ROMってるから、あとは頼んだぞ








    160: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:30:11.99 ID:K0zg9wHr0

    では再開。


    夏の言う「かっこいーアキ」を保ち続けねば、と思った高校二年の三学期。
    失恋如きで憂鬱ぶる女を、夏は格好いいとは思わないだろう。
    私は一秒も早く、夏がイメージする「私」を、取り戻さなければいけなかった。
    頑張る必要があった。
    そんな私をジッと見ている男がいることには、気付かなかった。
    気丈に振る舞う雪を見つめ続けた夏がいたように、私にも、そんな男がいた。





    161: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 19:30:55.81 ID:46NYrVDL0

    期待期待期待期待





    162: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:35:01.66 ID:K0zg9wHr0

    夏が私を怒鳴りつけ、雪が罪の意識を告白したあの日、
    確かに私の気持ちは晴れた。
    私の片思いは終わった、そう思っていた。
    でも、夏を友達として見ることは、そう簡単ではなかった。
    それほどに、私の片思いは長過ぎたんだ。
    けれど、みんなの目に映る私は、
    夏の一番の女友達でなくてはならなかった。





    163: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:37:13.73 ID:K0zg9wHr0

    友達を演じるのは慣れていた。
    片思いが長く、告白する勇気もなかった分、
    その演技力は着実に磨かれていったように思う。
    しかし問題があった。
    それは、夏に彼女がいること、そしてそれは私の親友だということ。
    今まで片思いしてた時はこんなオプション付いていなかったけど、
    今は話が違う。
    落ちていく心を隠す演技力も必要になった。





    164: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:45:39.66 ID:K0zg9wHr0

    相変わらず四人で行動する日々。
    目の前には仲睦まじく笑う夏と雪。
    私はそんな二人をからかう。
    「もう、暑苦しいなあ!」「夏デレデレすんな気持ち悪い!!」
    笑顔で、陽気に、嫌みったらしくならないよう。
    最善の注意を払う私。
    隣にはいつもハルがいた。
    私のテンションが途切れそうになると、
    やんわりとフォローしてくれていたように思う。
    「アキ、ジュース買い行こう」「アキ、ほら、飛行機雲」





    165: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:50:24.75 ID:K0zg9wHr0

    ここにいる奴らにはスウィーツwと思われるかもしれないけど、
    当時の私の趣味は空の写メを撮ることw
    隙あらば写メを撮る私に、ハルは協力的になっていた。
    「アキ、あの雲撮らなくていいん?」
    いやあれは別に、とアッサリ却下する私にもめげず、
    アキ、アキ、と
    ハルはいつも空を指さしてた。





    166: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 19:53:54.20 ID:K0zg9wHr0

    「アキ、これ俺が撮った」
    そう言ってハルは携帯を差し出した。
    そこには、まぁなんと言うか平凡な、
    褒めるところもない、ただの空が写っていた。
    お、おう、と返す私に、淡々と「また撮ってくる」と答えるハル。
    それからハルは、頻繁にメールを送ってくるようになる。
    空の写メを口実にして。
    暇な奴、くらいにしか思ってなかったけど、悪い気はしなかったんだ。
    自分の趣味に人が乗っかってくれるのは、なんだか気持ち良かった。
    そんなハルの地道なアタックはしばらく続いたw





    167: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:00:46.38 ID:K0zg9wHr0

    少し話が逸れた。
    そんな感じで、私が友達を演じてた三学期。
    春休み直前の放課後、夏が私を呼んだ。
    私の隣にいる雪を差し置いて。
    きてきて、と手招きする夏。
    「あれ何?」と雪に聞くと、真面目な顔で「行って」と促された。
    「何?」と訊ねると、「大事な話がある!」と私の手を引いた夏。
    そして、一つの空き教室の前で足を止めた。
    「夏、まさか…」と、ほんのり期待してしまった私を許してくれ。
    私がソワソワし始めた頃、真顔の夏が言った。
    「真剣に聞いてやれよ!」
    そして私を無理矢理空き教室へ放り込んだ。
    薄暗い教室の中、ハルが、ヌボーっと教壇に立っていた。
    夏の遠ざかっていく足音だけが響いていた。





    168: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:19:47.23 ID:K0zg9wHr0

    状況を把握できない私は「何やってるん?」とハルに訊ねた。
    「座ってください」と教壇から指示するハル。
    「先生ごっこか?」と言いつつも、ハルに従って真ん中らへんの席に着いた。
    教壇から降りたハルは、私の隣の席に座った。
    「何なん?w先生ごっこは?w」と聞きながらも、
    なんとなく、先の展開は読めていた。





    169: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:23:11.61 ID:K0zg9wHr0

    「俺、アキのことが好きなんよね」
    ハルが机に突っ伏して呟いた。顔は見えなかった。
    ハルには申し訳ないが、やれやれ、としか思わなかった。
    「気付いてた?」などと、両腕に顔を埋めて問うハルに、
    私は露骨な呆れ顔で言った。
    「なに夏と雪に影響されてるん?」
    「えっ」とばかりに体を起こすハル。
    「仲間内からカップル成立したんだし、まぁ気持ちは解るけどさ、
     冷静になれよ
     好きとかw
     夏と雪の恋愛モードに流されすぎw」

    驚くことなかれ、私は当時、本心からこう言っているのだ。
    それくらい、ハルの気持ちに微塵も気付いてなかった。





    170: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 20:27:23.90 ID:ktNyfY+D0

    え!ハル…切ないー





    171: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:30:03.11 ID:K0zg9wHr0

    ハルは、あまり人の目を見ない。
    一度目が合うと反らしたりはしないんだけど。
    そんなハルが、不愉快そうに私をジッと見つめた。
    「気付いてなかったのは、アキぐらいやし」
    え?と反射的に声が出た。
    「夏も雪も、俺の気持ち知っとるよ」

    目玉が落ちるかと思った。
    雪と夏が知っていたことにも驚いたけど、
    その言葉で真実味が一気に増したからだ。

    間抜け面だったと思う。
    でも衝撃的すぎて、言葉も出なかった。
    何も言えない私に、ハルは続けた。
    「初めて廊下で会話したやん、あの時から、ずっと好きやった」





    172: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:36:26.81 ID:K0zg9wHr0

    初めて廊下で会話した、あの時。
    夏が雪を見初めて、雪がハルを見初めた、あの時。
    私もハルに見初められたと言うのか。
    あの一瞬の空間で、三つの恋が同時に生まれたのか。
    劇的な展開に、私は思わず笑った。
    凄い、とすら思った。
    前にも書いたように、運命的だ、と。
    すげーすげーって、大口開けて笑った。
    目の前で愛の告白をしてくれたハルを放って。
    ハルも釣られてヘラッて笑ったから、
    「ごめん、無理」と答えやすかった。
    ヘラッと笑っていたハルはそのまま固まって、「やっぱり」と呟いた。





    173: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:41:27.63 ID:K0zg9wHr0

    「まだ夏が好きなんやろ?」
    本日何度目かの衝撃。
    ハルは私の気持ちを知っていたと言うのか。
    「そりゃ解るよ。好きな人のことやもん」
    そうだな、
    私も、雪を見つめる夏に気付いてた。





    174: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:45:23.38 ID:K0zg9wHr0

    「最近、あまりにもアキが頑張り過ぎやから、告ろうと思った」
    それどういう理屈?
    「夏以外にも目を向けて欲しいし、
     放っとけんかったっていうか、
     俺が支えたいなって思ってさ」
    このヌボーっとしたハルに、放っておけないと思わせるほど、
    私は目に見えて「頑張っていた」のか。
    自分の演技力の限界を感じた。

    「俺、よく見てるからね」とハルは笑った。





    175: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:49:15.60 ID:K0zg9wHr0

    「ハルの気持ち知らんかったから、
     無神経なことしてたかも。ごめんね」と言う私に、
    ハルは「確かに」と、いつも通り淡々と答えた。
    「これから避けたりすんなよ」と、別れ際に言われて、
    当たり前だ、と答えた。

    教室に戻ると、夏と雪が神妙な面もちで迎えてくれた。
    「断ったよ」と告げた私に、夏が詰め寄った。
    「なんで!?ハルのどこが駄目なん!?」
    雪がそんな夏を、まぁまぁ、と静めた。
    夏は「お前には勿体ないわ、ばーーーか!!」と捨て台詞を吐いて、
    ぷりぷりしながら去っていった。
    きっとハルのフォローに行ったんだろう。
    それにしても、なんて無神経な男なんだ。そこも好きだったけど。





    176: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:51:14.54 ID:K0zg9wHr0

    雪が「ごめんね」と呟いて、「帰ろう」と続けた。
    雪は何も聞いてこなかった。

    下校途中、
    「雪はいつから気付いてた?ハルの気持ち」私がそう訊ねると、
    「私がハル君に告る前からやね」と雪は答えた。
    「じゃぁなんで告ったん?」の問いかけには、
    「解らんねぇw」としか返ってこなかった。





    177: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 20:52:47.30 ID:K0zg9wHr0

    少し離れるだ(`・ω・´)
    長くなってごめん(`・ω・´)





    178: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 21:52:23.13 ID:CnP+fZt30

    ええんだよ~待ってるからね~





    181: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:22:48.17 ID:K0zg9wHr0


    まだ長くなるぞ
    あと一年あるから(`・ω・´)w





    182: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:24:51.22 ID:K0zg9wHr0

    ハルとは全く気まずくならなかった。
    それどころか、開き直ったハルは、毎日毎日私に絡んできた。
    「アキ、おはよう」から始まり、
    校内では意味もなく「アキ」と声をかけてくるハル。
    昼休みは常に一緒だし、下校だって誘ってくる。
    勿論かなりの頻度で、空の写メも送ってくる。
    私とハルの噂が立たないわけがなかった。
    全力で否定する私と、それを見て肩を落とすハル。
    昔の自分を見ているようだった。





    183: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 22:28:30.23 ID:Lw16Rg4A0

    ハルかわいいなww





    184: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:28:47.32 ID:K0zg9wHr0

    そうこうしてる時、もう三年生になっていた。
    クラス替えがあって、何の因果か夏と同じクラスになった私。
    ちなみに雪とハルは違うクラス。
    お祭り男の夏はすぐクラスの中心になって、
    私もまぁまぁ仲のいい子ができた。
    雪とハルはクラスが離れてしまったから、毎日お昼は四人で集まった。
    たまに各自友達連れてくることはあったけど。

    変わらず、ハルは「アキ、アキ」と私を呼び、私を見ていた。
    「好きな子まだできてないん?」と聞くと、
    私を見つめて「おるよ」って、淡々と答えるハル。
    私を諦める気はないのか、と自覚し始めていた。





    185: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:30:39.56 ID:K0zg9wHr0

    何度か夏がハルに女の子紹介したみたいだけど、
    すればするほどハルの評判が悪くなってく…、と夏がぼやいていた。
    女の子をその気にさせて、ばっさり切るんだって。
    ハル本人はそんな気ないらしいけど。
    でも何というか、
    たまに私にヤキモチ妬かせようとしてる魂胆が見え見えだった。
    呆れた。





    186: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:31:51.94 ID:K0zg9wHr0

    受験と並行しつつも、そんなゆるゆるした毎日を過ごしていた。
    私はまだ、夏を友達として見れてなかった。
    自分のしつこさにウンザリしていた。





    187: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:34:58.37 ID:K0zg9wHr0

    忘れもしない夏休み。

    よく四人で図書館で勉強してたんだ。
    そんなある日、夏と雪が、本棚に隠れて、軽くチューしていた。
    お遊び程度のものだったけど、私はまたショックを受けていた。
    やっぱりそんなの見たくなかった。
    平気な顔で最後まで勉強して、一人打ちひしがれながら帰った。
    ハルは黙って付いて来ていた。
    別れ際に何かフォローされた気がするけど、耳に入らなかった。





    188: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:42:48.67 ID:K0zg9wHr0

    数日後、いつものように図書館で勉強していると、ハルに呼び出された。
    私を人気のない廊下に連れ出して、
    「夏に告ってきたら」と言った。
    突然の提案に「はぁ?」としか答えられなかった。
    ハル曰く、気持ちを伝えてないから、いつまでも引きずるんだ、と。
    夏にアキの気持ちを知って貰って、
    その気持ちをガッツリ拒否されたら、それはいい節目になる、と。

    私もガッツリとハルの告白拒否したのに、
    君も私を諦めてないやん、とは言えなんだ。





    189: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:46:03.03 ID:K0zg9wHr0

    告白しようなんて考えたことない、絶対そんな事しない。
    そんな私の言い分に、初めてハルが切れた。
    「夏には雪がおって、それは変えようもない現実!
     なのにアキはいつまでもその現実を見てない!
     見てる振りしてるだけ!」

    痛いところを、突かれた。
    反論できない私は、感情的にしかなれなかった。
    「うるさい」
    怒りを露わにして、私は一人帰った。

    日課になっていたハルからのメールは、しばらくこなかった。





    190: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:48:19.04 ID:K0zg9wHr0

    夏と雪が、勉強の息抜きに花火に誘ってくれた。
    最初は断ったけど、しつこい二人に根負けした。

    私たちの地元の市民グラウンド。
    ハルも来ていた。
    よそよそしくて、目も合わなかった。
    でもこんなんじゃ夏達に気を使わせてしまう。
    私はいつも通りを装った。
    ハルは相変わらずヌボーっとしてた。
    でも、私をあからさまに避けていた。
    どんなに話しかけても、どんなに笑いかけても、目を合わさないハル。





    191: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:51:14.66 ID:K0zg9wHr0

    持ってたペットボトルを、ハルへ投げつけた。
    いつもはしつこいくらいアキアキ言うくせに!と、
    ついカッとなってしまった。
    不機嫌そうにペットボトルを拾うハル。
    夏と雪が困惑していた。

    「帰るわ」って、私はその場から逃げだした。
    少し遅い時間だったけど、一人で地面を強く踏みながら帰った。
    追いかけてきたのは、夏だった。





    192: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 22:55:49.19 ID:K0zg9wHr0

    「どうしたん?ハルになんかされたん?」
    私の前に立って、とおせんぼする夏。
    口を割ろうとしない私を、夏は近くの公園に拉致した。
    ベンチに座らされて、夏に仁王立ちで問い詰められる。
    それでも何も言えない私。
    喧嘩の理由?そんなの言えるわけないじゃないか。
    「ハルが夏に告れって言う」なんて。





    193: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:01:54.66 ID:K0zg9wHr0

    「追いかけてやってってハルに言われたから、俺が来たけど」
    夏のその言葉に、心臓がわなわな震えた。
    告らせようとしてるんだ、ハルは。
    こんな時に、そこまでするなんて。
    そして、私がここで何も言わずに夏と別れたら、
    ハルはまた私に冷たく当たるんでしょ。
    なんで私の気持ち無視して、勝手なことするの。
    そんなに私に振られてほしいのか。
    そんなに私を傷付けたいのか。
    そう思った瞬間に、「いや、それは違う」と自覚した。





    194: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:05:30.80 ID:K0zg9wHr0

    本当は解ってる、
    ハルが誰より、私を思ってしてくれた事だって。
    でも、今は改心してる場合じゃない。
    この怒りの勢いに乗らないと、できないから、告白なんか。
    やってやるよ。
    あぁそうだよ。ハルが正しいよ。
    私が逃げてただけですよ。
    苛々する。苛々する。
    ハルの顔を思い出して、怒りを溜めて溜めて、

    今しかない。





    195: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:11:35.21 ID:K0zg9wHr0

    「夏、ずっと好きやった」
    やっとそれだけ振り絞れた。
    ベンチに座って俯いてたから、前で仁王立ちしてる夏の顔は見えなかった。
    でも目の前にある足が、一歩だけ後ずさりした。

    言ったよ、言いましたよ、ハル君。
    これでいいんでしょ。
    あぁ本当。思った以上にスッキリしてきた。
    もうヤケクソだ。
    「中3の時から、しつこくあんたが好きでね」
    そう言って夏を見上げたら、半笑いで固まってた。
    あぁ、私もハルの気持ち知ったとき、
    そんな顔だったのかも、とぼんやり思った。





    196: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:14:56.01 ID:K0zg9wHr0

    「え、え、今もってこと?」
    やっと口開いた夏の目は泳いでいた。
    「昔程じゃないけどね」と答えた。
    「そうなんや、ごめん、俺知らんくて」
    あっ、と思って、
    「気付いてなかったのは、夏だけだよ」って
    ハルの言葉を丸パクリしたんだ。
    やっぱりその言葉は真実味が増すみたいで、夏はまた固まってた。





    197: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:18:54.11 ID:K0zg9wHr0

    二人でしばらく無言で俯いてて、
    夏が私の隣に座った。
    「こっち向くなよ。」って言って、
    「ごめん。ありがとう。でも雪が好き」
    ゆっくりとそう呟いた。
    うん、としか言えなくて、また無言になった。

    あーぁ。って思っていた。
    でも不思議なくらい、胸がスーッと軽くなっていた。
    「アキ、俺、何にも知らんくて、
     傷つけるようなこと沢山したかも、ごめん」
    夏がそう言ったのを聞いて、
    ハルから告られた時と全部が同じだなって、
    笑ってしまいそうだった。
    「私もハルに同じ事言ったよ」と言うと、「あぁっ」って声上げる夏。
    「うちらまじややこしいよねw」って言ったら、
    「まじやーん!!!」って、
    やっと四角関係に気付いたみたいだった。





    198: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:23:18.66 ID:K0zg9wHr0

    少し二人で笑い合って、「花火戻ろうぜ」って言われた。
    そうだな、ハルに報告しなきゃ。
    夏と二人で、来た道を戻った。

    「これが玉砕か…」と、不思議な爽快感に浸っていたら、
    夏が「実はね、」と声を潜めた。
    「俺、中2の時、アキ狙っとったんw」
    ええええええええええ!!!っていう私の叫びが住宅街に響いた。
    「タイミング悪いわ!!」って思いっきり突っ込んだった。
    嘘か本当か解らないけど、そんな風に言ってもらえて、
    少し嬉しくて、少し救われた気がしたんだ。
    二人で笑い合って、グラウンドまで歩いた。
    胸が暖かかった。





    199: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:26:44.23 ID:K0zg9wHr0

    ちょびっと休憩(`・ω・´)





    201: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:32:42.30 ID:OxiEpWcW0

    読んでるよ
    おつー





    203: 名も無き被検体774号+ 2013/03/25(月) 23:43:25.97 ID:kdfLq2y0O


    無理せずにな つ旦





    204: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:45:34.30 ID:K0zg9wHr0

    たらいま(`・ω・´)
    ありがとう!
    まだもう少し終わらない(´・ω・`)
    できれば読んで欲しい(`・ω・´)





    205: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:48:45.03 ID:K0zg9wHr0

    グラウンドに戻ると、雪が私へ突進してきた。
    何も聞かずに、私を見てニコニコしてた。
    ハルも立ち上がってこっちを見ていた。
    夏が早速花火を振り回して、私達を笑わそうとしていた。
    私も花火をつけて、その花火をハルに向けた。
    「あっぶね!」とワタワタするハルを、みんなで笑った。





    206: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:50:48.45 ID:K0zg9wHr0

    夏と雪が二人で花火を楽しんでる間に、ハルに報告した。
    「ハル先輩の指示に従いましたよ」
    ハルは「うん」とだけ返事をした。
    「ありがとう。
     告って良かったって、今なら思える」
    またハルは「うん」とだけ。
    その「うん」が優しくて、
    なんだか無性に泣けてきて、うううううって声出ちゃって。
    「頑張った頑張った」って、頭を撫でられた。
    私の片思いが、本当に終わった。
    やっぱり胸が暖かかった。





    207: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:54:58.80 ID:K0zg9wHr0

    夏休みが終わり、受験色が更に強くなった。
    最後の学祭も近付いていた。
    この頃には、ハルと二人で下校するのが日常的になっていた。
    そんなある日の帰り道、ハルが言った。
    「去年、夏ができなかった事を俺がやり遂げれば、少しは俺を見直す?」
    どういうこと?と訊ねる私に、
    「未成年の主張に出て、アキに告はk
    「やめて、まじでやめて。」
    大体ハルはそんなキャラじゃないし。
    でも、とゴネるハルに、
    「そんな事しなくても、いつも見直してる」って言った。
    ハルは嬉しそうに笑った。

    でも事実だったから。
    一年前は知らなかった、ハルの一面を沢山見れた。
    ハルが私を好きなことを、心地良く感じ始めていた。





    209: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/25(月) 23:59:03.41 ID:K0zg9wHr0

    相変わらず空の写メを撮り続ける私と、
    暇さえあればメールで送りつけてくるハル。
    毎日のことだから、最初の頃から格段に写メの腕が上がっていた。
    ある日の昼休み、夏と雪を放って、二人でパシャパシャ空を撮っていた。
    ハルが「おっ」って声上げたから、どれどれ、とハルの携帯を覗いた。
    私はその写真が一目で大好きになった。
    飛行機と飛行機雲、空の青、全ての塩梅が完璧だったんだ。
    「ハル、これ送って!待ち受けにする!」
    ハルは嬉しそうに送ってくれた。





    210: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:02:30.72 ID:K0zg9wHr0

    後日、二人で並んで電車を待っていた。
    ハルに「あと何分?」って聞いた。
    ハルが二つ折りの携帯をパカッと開いたので、反射的にのぞき込むと、
    私と同じ待ち受けになっていた。
    飛行機と、飛行機雲の写メ。
    一瞬ハルは体を揺らして、すぐさま携帯を閉じた。
    「ハルも待ち受けにしたんやー」って声をかけた途端、
    無言でサッと顔を反対側にそむけたハル。
    それから微動だにしない。
    あ、照れてるのか。
    少し気持ちは高揚したけれど、
    「私より乙女だなコイツ」って冷静に思ったりもした。





    211: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:05:28.67 ID:K0zg9wHr0

    そして冬休み目前。
    勉強の息抜きしようって、四人で雪の家に集まった。
    夏と雪のお母さんがすっかり仲良くなっていて、
    それは夏と雪が上手くいってることを象徴していた。
    もう胸は痛まなかった。

    雪の部屋でお菓子を食べながら、みんなで怖いDVD観てた時のこと。
    私は本当にホラーが苦手で、序盤から一人でガタガタ震えてたんだ。
    あまりの怖さに涙目になってて。
    そしたらハルが、「今だけ」って耳打ちしてきて、
    手をギュッて握ってきて。





    212: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:07:53.60 ID:2opzdEd+0

    夏と雪に見えないように、重ねた手の上にブランケットを掛けた。
    パチパチ瞬きしながらも、絶対に画面から目を逸らさないハル。
    また照れてるのか、って思ったけど、私も照れていた。
    男の子と手を握るのなんて、中2以来で。
    しかも、それがハルで。
    18歳にもなるのに、手を繋いだくらいで、ドキドキしていた。
    夏にずっと片思いしてたから、私の恋愛経験値はあまりにも低かったんだ。
    結局、一番怖いシーンは全然怖くなかった。
    手の方に神経が集中してたから。





    213: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:10:08.65 ID:2opzdEd+0

    DVDが終わって、夏と雪に気付かれないうちに手を離した。
    離す瞬間、にやけたハルと目が合って、私もにやけたw

    そしてハルがトイレに行って、三人でだらだらと話していたんだ。
    すると、ドアが開いたと同時に、何かの破裂音がした。
    何事かと思いきや、ハルがクラッカーを鳴らしていた。
    そして、ハルと夏と雪が、ハッピーバースデーを歌ってくれた。
    もうすぐ、私の誕生日だった。





    214: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:11:23.11 ID:VD5pd3xZ0


    素敵な青春だなー





    215: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:14:13.94 ID:2opzdEd+0

    ハルが一緒にケーキを持ってきてくれて、初めてのサプライズに感激した。
    雪にカードを手渡されて、
    中を開くと三人からのメッセージが書いてあった。
    どれもこれも嬉しい言葉ばかり並んでて、
    でも、その中でも一つ、嫌でも目に付く文章があって。

    「付き合ってください」

    夏と雪の感動的なメッセージの下に、ポツンと。
    顔を上げたら、雪と夏がニヤニヤしてて。
    ハルは照れくさそうに笑っていた。





    216: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:16:57.55 ID:2opzdEd+0

    「まぁ、これはスルーしまーす」って言って、
    メッセージカードを直したw
    ハルが「ちょ」とか言ってて面白かった。
    そこからパーティーを再開したけど、
    私は「付き合ってください」の文字を反芻していた。
    その日はまともにハルの顔を見れなかった。

    そして誕生日当日。
    ハルがアポなしで地元にやってきた。
    急にメールがきて、「少し会える?」って。
    なんだかドキドキしていて、走ってハルを迎えに行った。





    217: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:20:28.25 ID:2opzdEd+0

    寒い寒い夜だった。
    「どっか二人で話せる場所ない?」ってハルが言うから、
    いつもの公園へ向かった。
    ハルの口数は少なかった。

    公園について、沈黙を避けるようにブランコへ直行した。
    「ハルも来い」って言って、ちっさいブランコにでっかいハルが座った。
    私もブランコに座って、大きく漕ぎ出そうとした瞬間、
    「アキ」って呼ばれた。
    「返事は?」って言われた。
    メッセージカードの「付き合ってください」が頭に浮かんだ。
    「やっぱ俺じゃ駄目?」と、小さくブランコを漕ぐハル。
    私の気持ちは決まっていた。

    「ごめん。無理です」





    218: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:24:47.63 ID:2opzdEd+0

    ハルは顔を上げず唇を噛んでいた。
    「わかった」って細い声で呟いたハル。
    「うん、ごめん、今は無理」
    私のその言葉に、ハルの動きが止まった。
    「今はってなに」いつもの淡々とした口調で訊ねるハル。
    「だって受験生ですもの」と答える私。
    「じゃぁ受験終わったら?」と、みるみる笑顔になるハル。
    「それまで私のこと好きでおれるん?」
    「当たり前やん!!」
    ッシャ!って小さく拳を揺らしたハルが愛しかった。
    ハルと過ごす毎日が続いて、ハルがいないと駄目になってしまった。
    可愛いな、愛しいな、そう思ってドキドキできるのは、
    ハルに恋をしたからだと気付いた。





    220: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:29:02.37 ID:2opzdEd+0

    「もう暗いし、帰ろ」と言う私を、ハルは引き止めた。
    「チューしていい?」って、縦に大きい18歳男子がモジモジしながら言った。
    「え、初めてなんやけど!!」って言ったら、
    「まぁじぃでぇぇぇ?」って、
    見たこともないフニャフニャの笑顔でハルは喜んだ。
    そして、公園の隅の方に行って、初めてのチューをした。
    目をつぶるタイミングが難しかった。





    221: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:31:31.39 ID:2opzdEd+0

    それから年が明け、受験まっしぐら。
    夏と雪には「ハルとは3月頃に上手くいく予定です」と告げた。
    「あ、もうハルに聞いた!」って夏がニヤニヤして言うから、
    スパーン、と頭はたいといた。

    それから受験のことはもう思い出したくない。
    血反吐を吐くような日々。
    ということで、あっという間に二月へワープ!

    お互いの受験も終わって、残るは卒業式となりました。
    当日まで、私たちの仲に進展はなかった。
    チューも私の誕生日からお預け。





    222: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:32:42.80 ID:2opzdEd+0

    式が始まって、私の席から斜め後ろを向いたら、
    ちょっと遠くにハルが見えて、ちらちら振り向いてた。
    途中でハルが私に気付いて、慌てて目をゴシゴシしていた。
    泣いていた、のか?w
    遠かったから解らなかったw





    223: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:34:34.21 ID:2opzdEd+0

    校歌斉唱で、私も少し泣いてしまった。
    夏を追いかけてこの高校へ入学。
    寝ても醒めても、夏のことばかり考えていた。
    二年生になって出逢った、大切な親友、雪。
    一緒に沢山泣いて、雪は夏の彼女になった。
    そしてヌボーっとした印象しかなかったハル。
    開き直ったハルに、年がら年中「アキ、アキ」と呼ばれ続けた日々。
    こんな密な時間を過ごせて、幸せ者だ、と思った。
    チラッと夏を見たら、凛々しく校歌を歌ってた。
    うん、そんな夏が好きだった。
    やっと過去形になれた。
    雪は席の関係で見れなかったけど、退場の時、赤い目で手を振ってきた。





    224: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:37:03.52 ID:2opzdEd+0

    クラスのお別れ会も終わり、廊下で待ってるハルの元へ向かった。
    卒業生でにぎわう渡り廊下。
    ハルは私にボタンを差し出した。
    「これ受け取った時点で彼女になります」
    ハルが淡々とそう言った。
    私は何度かフェイントをかけながら、ハルの第二ボタンを受け取った。
    ハルが「ありがとう」と笑った。
    お礼を言うのは、私の方なのに。
    少しだけ周りにギャラリーが出来ていて、
    夏が「よっ熱いねっ」って茶々入れてきた。
    ハルと顔を見合わせて笑った。

    ハルは、今も私の彼氏です。





    225: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:37:53.10 ID:2opzdEd+0

    長かった(`・ω・´)





    226: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:40:04.21 ID:RURyJ1js0

    なんていい青春なんだ





    227: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:42:11.93 ID:x2zsOlw/0


    こんな青春が羨まし過ぎて、太陽を浴びた吸血鬼みたいに溶けそう





    230: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 00:49:42.59 ID:2opzdEd+0

    こんなに長いのに、読んでくれた人ありがとう(`・ω・´)
    スレ立てって大変なんだね(´・ω・`)
    ほぼ私がピーチクパーチク語ってただけでごめん(´・ω・`)
    よく解らんとこあったりしたらごめん(´・ω・`)

    これからも四人でいたいと思ってます。
    夏と雪にはヒヤヒヤするけどw
    自己満足に付き合ってくれてありがとうございました(`・ω・´)





    231: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 00:52:41.78 ID:5jYWUIxcO

    乙!!
    ほんと羨ましいくらいの青春だな
    これからも四人で仲良くな~





    232: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:00:06.25 ID:lSauvwgb0

    いまいくつだっけ?





    234: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 01:19:57.60 ID:2opzdEd+0

    >>232二十一歳です。





    235: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:22:19.83 ID:mRV57du90

    >>234
    なるほどー
    てか、乙!
    おもしろかったよ

    夏と雪にヒヤヒヤするというのは?





    243: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 14:40:08.49 ID:2opzdEd+0

    >>235何回か別れては戻ってを繰り返してるから><





    233: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:11:23.39 ID:mRV57du90

    なんで急に語ろうと思ったの?





    234: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 01:19:57.60 ID:2opzdEd+0

    >>233ちょうど雪と高校の話しして、
    ややこしかったねーって盛り上がったから(`・ω・´)
    文章にしたらどうなるかなーと思った、てのもある。





    236: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:22:37.62 ID:PpE8rBgs0


    面白かった!今も幸せそうでなにより

    自分も高校の時片思いしてたの思い出した





    240: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 02:49:34.99 ID:zc1R0y6K0

    なんか読んでるだけで若返る気がする~!
    乙でした

    四人はおんなじ大学?





    243: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 14:40:08.49 ID:2opzdEd+0

    >>240夏とハルが同じ大学だよ





    241: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 03:24:56.45 ID:btZ9t3X/0

    なんだよこの青春
    目からお汁が溢れてくるわクソックソッ





    242: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 03:47:34.76 ID:wxLyefin0

    ここ最近の楽しみスレでした

    ちなみに、なんで夏と雪は別れたりくっついたりしてるの?
    両思いのラブラブカッポゥみたいなのに





    243: アキ ◆kB.Rp6wEqA 2013/03/26(火) 14:40:08.49 ID:2opzdEd+0

    >>242んーまぁマンネリからくるものじゃないかなぁ
    あと雪がモテるww





    244: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 19:44:57.60 ID:Ep7kF9uB0

    感動した( ;∀;)





    245: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 21:22:04.10 ID:jYFI+Szc0

    うわー!
    夏に告白させられる(?)とこで泣けたわ…
    ハルよかったのう!





    246: 忍法帖【Lv=29,xxxPT】(1+0:8) 2013/03/26(火) 21:27:09.65 ID:c8OrZLIk0

    今朝の通勤電車で一気に読んだ
    目から汗が止まらなかった…





    239: 名も無き被検体774号+ 2013/03/26(火) 01:43:37.19 ID:hUbAKE8e0

    ほっこりしたありがとう!







    関連記事

    コメントしてね!


    コメントしてね!


    1. 名前:名無しさん@ニュース2ちゃん:2013/03/27(水) 13:08:16

    2. だから社内恋愛とかグループ内恋愛ってメンドクサイんだ。



    3. 名前:名無しさん:2013/03/27(水) 14:54:06

    4. でも、みんなが前向きになれば、素敵よね。



    5. 名前:名無しさん:2013/04/01(月) 23:14:20

    6. やっべええええええええええええええええええええ



    7. 名前:名無しさん:2013/04/17(水) 17:41:37

    8. 結局2も読んでしまった。
      よかった、こういう青春こそまさに青春!
      羨ましい限りだぜw
      今病気で療養中だけど、完治したら俺も大学行く目標を立ててる。
      いつかスレ主のような青春を遅れるよう、毎日頑張るよ!
      スレ立て乙! これからも4人の幸せを祈ってる!



    9. 名前:名無しさん:2013/05/17(金) 23:46:39

    10. きゅんきゅんした


      ↑4は病気早く良くなるといいな



    コメントの投稿





    こちらもオススメ
    ピックアップ記事
    人気ページランキング

    PR
    PR