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    少年時代の夏の思い出を

    1: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:28:39.40 ID:tBeoUNt60

    特にストーリーもオチもない話だけど
    立ったら書かせてくれ




    2: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:30:15.90 ID:tBeoUNt60

    Mステ見てたら久々に井上陽水の少年時代聞いて
    妙に懐かしい気持ちになった

    ちなみに今は社畜やってるような年齢の男だ


    3: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:32:50.92 ID:tBeoUNt60

    小学生だった頃、毎年夏は田舎のばあちゃんに行くことになってた
    家族揃って行くこともあったし、兄貴と俺の二人って時もあった

    俺が小4だか小5の時くらいかな
    その年は一人で田舎のばあちゃんちに一夏を過ごしに行ったんだ


    4: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 00:33:44.18 ID:gCun9c1j0

    続けな


    5: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:34:45.43 ID:tBeoUNt60

    どんな時代背景だったかって言うと
    ヒカルの碁に熱くなっていたんだけどヒカルの碁の最新刊が13巻とかそんくらい
    ワンピースもまだ20巻前後かな?

    携帯はあったけどまだ写メールってものは存在しなかったと思う


    6: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:37:47.13 ID:tBeoUNt60

    とにかく、今当たり前のことはやっぱりほとんど当たり前じゃなかったんだよなあ
    懐かしい。
    ネットもだし、車も黒い煙吐きまくりで。

    ゲームは64とかプレステやってた。
    そうそう、発売したてのスマブラだかカスタムロボ持っていきたいって
    すごいぐずったのを覚えてるよ


    7: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 00:38:57.21 ID:gCun9c1j0

    ちなみに1は今いくつ?


    9: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:40:35.90 ID:tBeoUNt60

    >>7 いくつかは言えないけど、20代半ばといったところかな


    8: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:39:39.90 ID:tBeoUNt60

    そもそも普段の家も地方だからそんなに都会じゃないんだが
    ばあちゃんちはそんなものじゃなかった

    なんつーか、家のすぐ裏が山で、買い物行くにも車で30分以上走らないと
    いけなかったし、本当に絵に描いたような田舎だった


    11: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:43:45.11 ID:tBeoUNt60

    小学生だったから、地元の友達と遊べないのは少し寂しかったけど
    当時は携帯もPCもないから、
    未知の田舎の世界に行くことは当時、本当に楽しかった

    なによりばあちゃんもじいちゃんも優しかったし、
    田舎の方にも何人か友達もいたから、それも楽しみだった


    12: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:47:39.99 ID:tBeoUNt60

    ばあちゃんちでは毎日自由だった

    朝起きればまず犬のクロスケに朝ごはんのたこさんウインナーをあげて
    そのあと裏の山の入り口にあるため池に釣りに行く
    鯉がけっこういて、俺一人の力ではなかなか釣れなかった

    近所の坊主たちにも手伝ってもらってみんなで魚を釣った
    たまにケンカしたりもするけど
    地元の子らとはこうしている内に不思議と仲良くなっていった


    13: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:50:11.72 ID:tBeoUNt60

    正直名前を知ってる子なんて一人もいなかった
    毎日遊んでいるうちに不思議と輪に入っている感じだった

    彼らと仲良くなるうちに、次第に俺の行動範囲も広くなる

    高台にある神社までみんなで登りに行って
    「一番最後に登って来た奴がたたり~!」
    なんて言ってはしゃいだりしていた


    14: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:52:24.32 ID:tBeoUNt60

    カブトムシがよく採れるというカリンの木を教えてもらって
    馬鹿みたいに朝早くとりにいったり

    近所の土建屋のおじちゃんにイカダみたいの作ってもらってみんなで
    渓流下りみたなことして溺れかけたり

    すっげえ楽しかった。
    今思えばいい経験していたと思う


    15: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:55:16.36 ID:tBeoUNt60

    それでも毎日みんなと一緒というわけではなく
    一人になることも頻繁にあった

    そんな日は家にいて「なつやすみの友」(宿題)をやったり、
    近所の小学校に何かないかな~と青臭い期待をしてあそびに行ったりしてた


    16: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 00:57:03.35 ID:FQOdvfZC0

    俺も夏休みとか冬休みはじぃちゃんとこ行ったな
    当時コンビニもない小さいスーパーと駄菓子屋があるだけの街だったけど
    毎日走り回ってた
    今では子供つれて行って一緒に走り回ってるけど

    しかし未だにコンビニは近所にはないwwwww


    19: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:59:58.20 ID:tBeoUNt60

    >>16 いいことじゃないか、うらやましい。俺もいつか子どもできたら
    田舎に連れていってあげたいよ


    17: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 00:58:42.16 ID:tBeoUNt60

    そうすると決まってグラウンドで少年野球の練習をしていて
    何も出来なくて肩を落として帰っていた。

    その日は、混ぜてもらえるわけでもなく、ただ少年野球の練習をぼんやり眺めてた
    すると、そのなかに髪の長い少年が一人いることに気付いた。


    20: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:03:46.21 ID:tBeoUNt60

    それは少年ではなかった。
    女の子が少年野球に混ざっていたのだ。
    当時の俺は心底驚いたのだが、少年野球においてはそれほど
    珍しいことではなかった。

    今となってはなでしこジャパンとか、サッカーする女の子もいるしね。
    それでも俺は、自分が通う小学校の少年野球が凄く
    厳しかったので

    野球=「死ぬほどきついもの」
    と思っていたので、ひどく驚いたのだった。


    21: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:07:04.53 ID:tBeoUNt60

    俺は瞬間、心を奪われた。
    おぼろげな景色の記憶が多いけど、この時のことはとく覚えてる。

    やっぱり、感情を伴った記憶ってのは残るんだね。
    当時自分の小学校に好きな女の子(一応)がいたと思うんだけど、
    俺はその日からその子の事が頭から離れなくなった。

    帰っても全然寝れなくなって、トイレ起きるのに何回もばあちゃんを起こしたw


    22: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:10:30.25 ID:tBeoUNt60

    本当に青臭い小学生の恋だったと思う。
    でも今思い出してもニヤニヤする。
    その子がいきなり話しかけてくれるんじゃないか、とか手紙渡したら文通できるかも
    とかマジで色々妄想したw

    俺はそれからほぼ毎日その小学校を見に行くようになってた
    恋してる自分に酔ってたのかもしれないw



    23: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:15:36.19 ID:tBeoUNt60

    当時の俺はメガネで、眉毛もごん太でぱっとしないヤツだった。
    小学生の時は運動神経もなくて本当に他人が怖かった。
    それくらいには出来の悪いやつだった。

    だからこそ、女の子で野球をやってる彼女は俺には
    とても素敵に見えたし、輝いて見えた。

    とにかく何か行動を起こさなければ、何も始まらなかった。


    24: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:20:13.79 ID:tBeoUNt60

    ばあちゃんにその子のことを話すとばあちゃんは知っていた
    どうやらそのあたりでは結構有名な子だったらしい。

    「○○さんとこのお孫さんだよ」と言われても俺には分からなかった
    どうやら米問屋(だったかなあ?)の子らしい。

    苗字は分かれどどうしても名前も知りたかった。
    このことを近所の坊主に話すか俺はすごく悩んだ。


    25: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:23:51.66 ID:tBeoUNt60

    ここからの記憶がすごく曖昧なんだけど、俺は近所の坊主に話したのか
    それともばあちゃんに頼んだのかして

    少年野球の練習を見学させてもらえるようにこぎつけた
    なんでこうなったのかすごく曖昧なんだけど、自分がこっちにいるあいだだけ
    野球の練習に混ぜてもらえるようにした


    26: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:28:34.22 ID:tBeoUNt60

    それでも俺が練習したのはたったの2回だった
    2回だけ

    初めて練習に参加させてもらえる日、俺は本当に心躍らせて
    学校に向かった

    もちろん運動は苦手だし、走ることは嫌いだったけど
    あの子と話せるかもしれないと思って胸が高鳴った

    断片的な記憶だけど、盆地だったから澄み渡った青空に周りの山々がハッキリ見えた。
    今でも「夏」って言うと、この時のこの小学校に向かう時の
    景色がフラッシュバックする。


    27: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 01:31:00.18 ID:FQOdvfZC0

    奈良か?


    29: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:33:27.30 ID:tBeoUNt60

    >>27 特定怖いしどこかは言えないけど、奈良ではないよw


    28: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:32:32.49 ID:tBeoUNt60

    本当にドキドキしたのを覚えてる。
    マジで死ぬかと思うくらいに緊張した。

    そしていざ少年野球の練習につくと、何故か俺が例の野球少女にお熱ということになっていた。
    一体どこでどうバレたのか。今となってはもう何も分からない。

    彼女の名前は茜といった。
    俺が初めまして、的な事を言うと
    彼女は「キャッチボールしよ」とだけ言った。


    30: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:36:13.80 ID:tBeoUNt60

    彼女は可愛かった。
    小学生だから変な目でしか見れなかった。

    二重で目線がしっかりしてて、芯が通ってそうな雰囲気だった。
    自分とは正反対で、きっと回りにもたくさん人が集まってくるタイプの人だったんだろう。

    俺が明らかにへろへろなボールを投げても、彼女は
    「いいカンジ!」と言ってにっこりと笑った


    31: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:40:05.74 ID:tBeoUNt60

    今思えば彼女はすごい。
    明らかに俺が自分に好意があるって分かってて、
    周りにあとで茶化されるのも覚悟してこんなパッとしない俺と
    キャッチボールしてくれてたんだから

    蝉の鳴き声もうるさくて段々意識もおぼろげになる。
    俺はひたすら無心に彼女の胸にめがけてボールを投げ続けた


    32: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:43:09.26 ID:tBeoUNt60

    キャッチボールしながら、多分こんなことを聞かれてた
    「どこから来たの?」
    「遠いとこからきたんだ」
    「夏休み終わったら帰っちゃうんだ」
    「野球好き?」
    自分がなんて答えたのか、もしかしたら黙ってることの方が多かったかもしれない


    33: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:47:28.97 ID:tBeoUNt60

    「それ、あげるね」
    Bと書かれた野球の軟式ボール(B級?)をもらった。
    「それでおうち帰っても野球しなよ」

    俺はすごい嬉しかった。本当に嬉しかった。
    でも「ありがとう」と言えなかった
    ただただ黙って彼女を見つめるだけだった

    もう彼女のことが頭から離れなくなっていた。


    34: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:51:39.77 ID:tBeoUNt60

    俺は、このことをばあちゃんに話した。
    ありがとうと言えなかったことが、
    一方的にボールをもらってしまったことが、小学生の良心を傷めていたんだと思う。

    「なら、アンタも何かあの子にあげたらどう」
    「ちゃんとお礼はしないとね」

    唯一持ってきていて、あげられそうなものは色鉛筆くらいだった。
    当時俺は絵を描くのが好きだった。
    絵は当時ダメダメな俺の、唯一の特技だった。


    35: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 01:53:26.84 ID:pvn1BJswO

    ノスタルジーな気分


    36: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:54:32.14 ID:tBeoUNt60

    もう、帰る日も迫っていた。
    俺は次の日彼女に会いに野球をしに行った。
    グラウンドに向かって走っていった。

    色鉛筆と一緒に、手紙も書いた。
    せっかく会えたから、このまま終わりにしたくなかった。
    はずかしくても、手紙でこれからもやりとりがしたかった。


    38: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 01:58:42.56 ID:tBeoUNt60

    文化系のダメダメ男が、すごい高嶺の花に恋したような、
    ロマンチックな気分だった。

    「昨日はありがとう。」
    「これでさ、あの…絵とか描いてよ。」
    俺は絵を描くのがすきだから、君にも俺の好きなことをやって欲しい
    という趣旨が伝わったかどうかは分からない。
    でも、ありがとう、が言えた

    「色鉛筆だー!クーピーしかなかったから、これでたくさん描くよー!」
    彼女は周りの視線とかあんまり気にしてなかったと思う。
    本当にいい子だったのか、天然だったのか。



    39: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:01:50.85 ID:tBeoUNt60

    青臭い俺は、彼女の笑顔を見ると
    体中が熱くなって、頭がクラクラして、もう何がなんだか分からなくなった。

    手紙を、渡したい…
    でも彼女はピッチャーだったし、練習も大変そうだった。
    「ありがとう」

    晴れ渡ったグラウンドで、その言葉が妙に重く響いた。
    手紙は渡せなかった。
    記憶はもっとおぼろげだけど、こんなカンジだった。


    40: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:05:44.11 ID:tBeoUNt60

    泣きながら帰り道をたどっていった。
    渡せなかった…

    近所の坊主たちには「茜!茜!」
    とか茶化されるし、居心地も少し悪くなっていた。

    俺はとんでもない事を考えた。


    41: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:08:31.31 ID:tBeoUNt60

    家に戻る日。俺はばあちゃんに、例の米問屋がどこにあるか聞いた。

    帰りはバスで一番近い駅まで行って、その駅から電車に乗る予定だった。
    というか、親に電話して無理行って車で迎えに来ないようにお願いした。

    バス停に行くまでに、彼女がいるであろう米屋に行こうと決心した。


    42: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:10:36.93 ID:tBeoUNt60

    見知らぬ土地で一人、荷物を抱えて歩くのはなかなか不安だったのを覚えている。

    そして米屋の前に着く。
    「ごめんください…」
    「あらどなた?」
    おばあちゃんらしき人が出てくる。
    「あの…茜さん…いますか…」

    今思えばすごい無茶したと思う。
    小学生の無鉄砲加減は本当にすごい。


    43: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:14:29.83 ID:tBeoUNt60

    茜「わ、メガネ君だ」
    案の定俺は、メガネ君と呼ばれていたらしい。
    まあ小学生でメガネかけてたら誰もが通る道だよな。

    俺「今から…向こうに帰るんだ…」
    手紙を渡す気だった。
    茜「えーどうやって帰るの?駅までバスとか?ひとりで?」
    俺「うん、ひとり…」
    茜「ひとりってすごいねー!バス停まで行く?」

    手紙を渡せないが、予想外の展開になってくれた。


    44: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:17:56.54 ID:tBeoUNt60

    女の子と二人で歩いているだけで、小5そこらの俺らは舞い上がった。
    しかも当時は隣の子のことが世界一可愛いとくらい思っていたしね。

    「次はいつ来るのー?」
    「家までどのくらいかかるの?」

    俺は何も言わない。言えない。
    一方的に話しかけてくるだけだった。


    45: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:20:42.72 ID:tBeoUNt60

    バスが来るまでの間も彼女は一緒にいてくれた。
    「とうきょうとかだと5分に一回バスがくるんだよ!」
    と彼女が自信満々に言ってたのをなぜか凄い覚えてる。

    そのあいだもずーーっと彼女はニコニコしてた。
    思い出補正もあるだろう。
    女の子ってこんなに可愛いんだなあってその時と思ったし、
    いまでもすごく可愛かったなあってしみじみする。
    思い出補正だとは分かっているんだけども。



    46: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:22:34.42 ID:tBeoUNt60

    嘘みたいに叙情的な景色だった。
    日が傾きかけて、影が伸びて、蝉が鳴いてる。
    田舎の夏が寂しく終わっていく感じだった。

    それで隣の子はなんだか楽しそうに話している。
    ドキドキした。

    嘘くさいけど、今思い出しても、よくできすぎだなあって思う。


    47: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:25:33.74 ID:tBeoUNt60

    手紙を渡せよ!!って今でも思う。

    バスが来る。
    「またね」
    と彼女は手を振る。
    こんなに長い間付き合ってくれた彼女に「バイバイ」としか言えなかった。
    手紙も渡してない。

    逆光になった太陽の光に彼女は消えた。
    今でもそのバスの最後の景色はハッキリ思い出せる。
    正直ほかは断片的だしおぼろげなんだけど


    48: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:28:37.93 ID:tBeoUNt60

    それからというもの、彼女に会うことは一度もなかった。
    まったくもって、会わないまま、この歳になった。

    というか、そのあとすぐにじいちゃんもばあちゃんも…
    だからばあちゃんちにあそびに行くこともなくなった。

    今となっては本当に名前が茜だったかも怪しい。
    全部俺の妄想だったかのようにも思える。


    49: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:32:55.57 ID:tBeoUNt60

    でもすごく大切な思い出になった。

    時々思い出して寂しくもなるけど、すごい青々しくていい経験だったなあと思う。

    でもこういう田舎があって少年時代にはしゃげたってだけでありがたいと思う。


    50: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 02:33:46.18 ID:tBeoUNt60

    話はここまでです。
    自分語り失礼しました。

    もし見てくださってる方がいたなら、ありがとうございました。


    51: 名も無き被検体774号+ 2012/01/14(土) 03:01:52.16 ID:euo7lzWn0

    何だかいいなぁ
    うち、じいちゃんち両方ともうちの学区内だったから、
    じいちゃんちに泊まり行くとか憧れだった

    ちなみに俺と1同年代だ。
    ゲーム・マンガ関係がドンピシャ過ぎるw

    俺まだ学生だけど、仕事頑張ってな。


    52: 1 ◆Ax..VWWI4M 2012/01/14(土) 03:07:01.52 ID:tBeoUNt60

    >>51 ありがとう。夏はワクワクの季節だったよ。
    今でも青春って言ったらまず夏を想像するし、少年時代とか聞くと
    すごく穏やかな心持ちになるよ。


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    1. 名前:名無しさん:2013/04/07(日) 02:09:25

    2. 会いに行け



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